『ブルーピリオド』の初日舞台挨拶が8月9日(金)に丸の内ピカデリーで行われ、眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、石田ひかり、やす(ずん)、萩原健太郎監督が登壇した。
「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」など国内外から称賛され、発行部数700万部を超える傑作漫画が待望の実写映画化。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいく―。好きなことに真剣に向き合う主人公の挑戦に、胸が熱くなる感動の物語。主演には話題作への出演が絶えない眞栄田郷敦を迎えて、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりと実力と人気を兼ね備えたキャスト陣が個性豊かなキャラクターを熱演。『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎が監督を務め、新進気鋭のスタッフと共に情熱の物語を創り上げた。
イベントでは、サプライズで石田が花束を持って登場すると「えー!」と驚き、高橋に飛びついた眞栄田は「お母さんとお父さんとのシーンは大きなシーンだったので、すごくうれしいです」とサプライズを喜んだ。石田は「郷敦くんがまっすぐな目で私を見て、必死で訴えかけてきた、あのお芝居は本当に素晴らしくて。この顔を観れているのは世界で私だけなんだともいながら親子の心のやり取りをしていました」と撮影を振り返った。その撮影について眞栄田は「本当に自分のお母さんと重なる部分がありましたし、すごく気持ちが入ったというか、自然と出てきたと思います」と語った。
MCから「お母さんだけだと寂しいとかはないんですか?」という問いかけに「大丈夫です」と即答する眞栄田。さらにMCが「こっそり見に来ているかも」と話しかけると「それはないと思います」と否定する石田。
ここで、客席で待機していたやすが登場すると、「僕の調子が狂ってるのはやすさんがそこに座っていたからですよ。気づいていました(笑)」と笑う眞栄田は、サプライズでやすが出てくると思っていたところで石田が登壇したことで驚いたことを明かした。さらに「お父さんのせいで?」というと「そうですよ。そうしたらお父さんじゃなかったし…」と笑いを誘った。
また、眞栄田は「この映画はひとつのことに一生懸命向き合ってきた人であれば誰にでも刺さるものがある映画だと思います。見ていただいて、登場人物に感情移入してもらいながら好きなことに向き合うやりがい、苦しみを感じてもらいながら自分に置き換えたり、大切な人に置き換えたりしながら感じてもらえれば」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『ブルーピリオド』は全国で公開中
監督:萩原健太郎
出演:眞栄田郷敦
高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより
中島セナ、秋谷郁甫、兵頭功海、三浦誠己、やす(ずん)
石田ひかり、江口のりこ
薬師丸ひろ子
配給: ワーナー・ブラザース映画
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