ミュージカル『レ・ミゼラブル』ステージドコンサートの初となる来日公演が決定した。
キャメロン・マッキントッシュ製作、アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルクによるミュージカル『レ・ミゼラブル』。フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが自身の体験を基に19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に当時の社会情勢や民衆の生活を克明に描いた大河小説を原作として、「無知と貧困」「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」といったエッセンスを余すことなくミュージカルに注ぎ込み、1985年のロンドン初演を皮切りに、日本では1987年6月に帝国劇場で初演を迎え、以来熱狂的な支持を得ながら、東宝演劇史上最多の3,459回という驚異的な上演回数を積み上げている。日本人キャストによるミュージカル『レ・ミゼラブル』は、2024年12月からの帝劇クロージング公演を含む日本全国6大都市ツアー公演が2025年6月まで上演される。
そして、ロンドンのウエストエンドでは、間も無く初演から40周年を迎えようとする中、オリジナル・プロダクション製作のサー・キャメロン・マッキントッシュが、ブーブリルとシェーンベルクによる本作を『Les Misérables: The Staged Concert Spectacular』として生まれ変わらせた。このコンサートは、ウエストエンドで200回を超える上演回数を記録して大成功を収めた『Les Misérables: The Staged Concert』の拡大版として、特別なセット・デザインが新たに採用されるとともに、110人あまりの俳優、ミュージシャン、スタッフによる、英国で結成されたカンパニーが参加。2024年9月のイギリス公演を皮切りに、ルクセンブルク、スイス、イタリア、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、オランダ、オーストラリア、台湾、日本、韓国ほか、ワールドツアーを行うことが発表された。
来日公演は、日本人キャストによるミュージカル『レ・ミゼラブル』公演の熱狂が冷めやらぬ中、2025年8月から10月にかけて東京、大阪、福岡、愛知、神奈川、長野の日本全国6大都市を巡る予定。ミュージカル『レ・ミゼラブル』を全く新しい形で届けるこのステージドコンサートスペクタキュラーには、ウエストエンドのドのスターたちを含む世界各国からのインターナショナルキャストが集結。ミュージカル『レ・ミゼラブル』ロンドン初演40周年イヤーに相応しいワールドワイドな展開を日本にも届ける。来日キャストなど、公演日程、チケット情報などの詳細は追って公式サイトにて発表される。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』ステージドコンサート
2025年8月~10月公演
【東京公演】東急シアターオーブ
【大阪公演】フェスティバルホール
【福岡公演】福岡サンパレスホテル&ホール
【愛知公演】愛知県芸術劇場
【神奈川公演】厚木市文化会館
【長野公演】ホクト文化ホール
英語上演、生演奏、日本語字幕あり
上演時間:2時間45分予定(休憩20分を含む)
公式サイト: こちら