『新米記者トロッ子　私がやらねば誰がやる！』の公開記念舞台挨拶が8月10日（土）にテアトル新宿で行われ、藤吉夏鈴（櫻坂46）、髙石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永、小林啓一監督が登壇した。

本作は、日本大学藝術学部・映画学科在籍中に原案の宮川彰太郎が授業の課題で制作した1つの企画書からスタート。着想した高校3年生の時に世間を賑わせていた悪質タックル問題。母校の不祥事を目の当たりにし、熱量を詰め込んだその企画書を原案に、気鋭のキャスト・スタッフを迎えて製作されした。主人公の私立櫻葉学園高校新聞部・新米記者“トロッ子”こと所結衣役に櫻坂46のメンバーとして活躍しながら女優としても注目を集めている藤吉夏鈴が映画初出演にして初主演に抜擢。共演には髙石あかり、久間田琳加、中井友望など新世代を担う新星が集結した。メガホンをとったのは小林啓一。

イベントでは、本作のタイトルの“新米”にちなんで“挑戦したいこと”をフリップで発表。「スポーツ観戦」と書いた綱は「先日、始球式をやらせていただいて。試合を最後まで見させていただいたんですけど、試合観戦がめちゃくちゃおもしろくて」といい、「今後スポーツ観戦に行ってみたいと思いました」とコメント。

続く久間田は「今年から野球にハマっていて球場に行っている」と明かし、さらに「今は特に気になるスポーツがいっぱいある。もっと観戦に行ってみたい」とスポーツへの興味を語った。また、「（今は）どこを応援しようか悩んでいて、まずはいっぱい見てみたい」と笑顔を見せた。

「バンジージャンプ」と書いた中井。登壇者の中にはバンジージャンプをやったことがある人はいなかったが、髙石と綱がやってみたいと手を上げて、その様子を見て藤吉は「すごい嫌です…」と驚いていた。

「新米デビュー」と書いた髙石は「お米がすごく好きで、新しいお米に挑戦したくて。いろんなお米に手を出して。おいしいのがあったら教えてください」と答え、さらに「食べ分けはできると思います。食べた時の感覚で、これは主人公感のあるお米だなとか、引き立て役タイプだと自分の中で組み立てて食べています」と明かし、会場からは拍手が起きた。

「家具づくり」と書いた藤吉は「アンティークショップに行って、机をそのまま持ち帰るくらいハマっていて。つくる側もやってみたい」と明かすと、「歩いて10分なので配送してもらうのも申し訳ないと思って担いで」と持って帰ったという藤吉に髙石は「藤吉夏鈴さんが机を担いで…そんなシーンを見た人がいるってことですよ」と驚き、藤吉は「結構目立っちゃいました。気づかれずにサササッと」と明かし、会場を沸かせた。

【写真・文／編集部】

『新米記者トロッ子　私がやらねば誰がやる！』は公開中
監督：小林啓一
出演：藤吉夏鈴（櫻坂46）、髙石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永
外原寧々、ゆうたろう、筧美和子、石倉三郎（特別出演）／髙嶋政宏
配給：東映ビデオ、SPOTTED PRODUCTIONS
©2024「新米記者トロッ子　私がやらねば誰がやる！」製作委員会