「トランスフォーマー」シリーズ最新作『トランスフォーマー/ONE』で吉岡里帆が洋画作品吹替に初挑戦することが発表され、併せて日本語吹替版本予告映像が解禁された。

トランスフォーマーはじまりの物語を描く本作『トランスフォーマー/ONE』は、実写映画が世界で大ヒットを記録した「トランスフォーマー」シリーズの最新作で新次元のリアルCGムービー。超迫力の映像に、個性と魅力あふれるキャラクターたちの声を担当する声優陣も豪華なメンバーが揃う。英語版で若かりしオプティマスプライム(オライオンパックス)の声を担当するのはクリス・ヘムズワース。またメガトロン(D-16)の声はブライアン・タイリー・ヘンリー、エリータ-1役はスカーレット・ヨハンソンが担当。そして、日本語吹替版キャストには中村悠一がオプティマス(オライオンパックス)の声を、木村昴が、もう一人の最強のトランスフォーマー、メガトロン(D-16)を演じる。バンブルビー(B-127)には木村良平、玄田哲章がトランスフォーム能力を解き放つアルファトライオンを演じる。監督は『トイ・ストーリー4』のジョシュ・クーリーが務め、若かりしトランスフォーマーたちの友情を熱く演出する。

今回、吹替キャストとして、エリータ-1役に女優の吉岡里帆が決定した。併せて日本語吹替版予告が解禁された。エリータ-1役の吉岡里帆は、これまでにも『空の青さを知る人よ』(2019)や『漁港の肉子ちゃん』(2021)で声優に挑戦し高い評価を得ているが、今作では初の洋画作品吹替に挑んでいる。

吉岡里帆は、インタビューで最初にオファーが来た時の気持ちを聞かれ「あのトランスフォーマーから、お声がかかったのかと、もう本当に高揚感と、ワクワク感で、「早く台本読みたい!」と思いました」と嬉しそうに語った。本作の洋画吹替声優挑戦に当たっては、いままで挑戦した日本のアニメーションとはキーが異なる声に挑戦したと明かし、「今回はエリータ-1のビジュアルに合わせて自分の地声よりかなり落として低く響かせる練習を一番初めに行いました」とトレーニングについて振り返っている。

また、自身が演じたエリータに対しては「戦う女性で男性達もグイグイ引っ張っていくような強さと、本編を通して自分という核がブレないキャラクターなので、そこがすごく魅力的で、大好きなキャラクターになりました。」と語り、「戦い方がすごくパワフルで、絶対に普通の人間だったら出来ない動きとかもキャラクターが平気でどんどんしていくので、(声を演じて)こんな経験、この作品じゃないとできないと思いました」と自身初めてのヒーロー役を楽しんで演じたと明かした。

さらに、推しのキャラクターについては「全員大好きになるんですけどバンブルビーはこれまでのシリーズの中でもすごく好きなキャラクターで可愛さと、お茶目さと、強さと、いろんな要素を兼ね備えているキャラクター。ビーは、めちゃくちゃ推しです。可愛い」とその魅力について触れた。これから観るファンには「映像を観て、心の底からワクワクする感情と、こんなエピソードがあった上で、いままでのシリーズ作品(のストーリー)があったのだなと、切なく、感動しました。これを観ずしてトランスフォーマーは語れないぞというような、そんな一作になっていると思います。是非劇場でお楽しみください!」とコメントした。

また、追加吹替声優キャストが発表された。サイバトロン星の英雄的存在・センチネルプライム役に諏訪部順一。センチネルプライムと行動を共にするエアラクニッド役に柚木涼香。他にも、稲田徹(ダークウィング役)、佐藤せつじ(スタースクリーム役)、山本格(サウンドウェーブ役)、星野貴紀(ショックウェーブ役)、杉田智和(ジャズ役)らがトランスフォーマーの新次元で色とりどりな世界を賑やかに彩る。

日本語吹替版本予告映像

――『トランスフォーマー/ONE』のオファーを受けたときの印象は?
オファーが来た時は、あのトランスフォーマーから、お声がかかったのかと、もう本当に高揚感と、ワクワク感で、「早く台本読みたい!」と思いました。

――台本を読んだときの感想は?
今までのトランスフォーマーシリーズを追いかけて来た人にとっても衝撃の一作です。なぜあの戦いがあったんだ、とか、どうして(オプティマスとメガトロンが)あの関係性なんだという謎がいっぱい解ける物語になっています。泣けるし、胸も熱くなります。トランスフォーマー達が、トランスフォーム出来なかった時から描かれているというのが胸熱です。弱さもありながら、強さを望んでいて。彼らの強い思いが凝縮されていて感動的な台本だなと思いました。

――自身が演じたエリータの印象は?
私が演じたエリータ-1は、戦う女性で男性達もグイグイ引っ張っていくような強さと、自分に対しての誇りがあって自信にみなぎっています。ちょっと勝ち気なところもあるので可愛らしさというよりも取っつきにくさがあって、人間味や不器用さも感じて、私は好きです。彼女の強さがみんなにとってもすごく救いになるシーンが沢山出てくるので。戦うシーンだけじゃなくて自分自身を見失わず、本編を通して自分という核がブレないキャラクターなので、そこがすごく魅力的で、大好きなキャラクターになりました。

――推しのキャラクターは?
全員大好きになるんですけどバンブルビーはこれまでのシリーズの中でもすごく好きなキャラクター。可愛さと、お茶目さと、強さと、いろんな要素を兼ね備えているキャラクターなので、ビーは、めちゃくちゃ推しです。可愛い。ビーが今回、『トランスフォーマー/ONE』で、初めてソードを(手から)出す瞬間があるんですけれども、それが、めっちゃ可愛いです。面白くて、すごく好きなシーンです。

――吹替映画初挑戦の感想は?
海外映画の吹替というものが私自身初めてだったので、いままで参加してきた声優のお仕事だと日本のアニメーションはキーがかなり高くないと絵にあたらない事があるというのが自分の中の印象でした。今回は、真反対でスカーレット・ヨハンソンさんやエリータ-1のビジュアルに合わせて自分の地声よりかなり落として低く響かせる練習を一番初めに行いました。ボイストレーニングの先生とはじめにやったのが丹田と低音の響きを鍛えるために、腰をぐっと持って後ろから引っ張ってもらい、それで台詞を喋る練習をしました。引っ張る力に負けないくらいの力を鍛えました。その後に、海外作品の吹替の方の特徴というか響き、英語圏の方の吹替は口の中に空間があるというか日本語だときゅっと締まっているものが広がっているイメージがあったので、(口の中を)広げる練習や、あとはもう吹替を沢山観ました。かなり日本の声優さんたちを参考にさせていただきました。

――初めてヒーロー役を演じた感想は?
エリータ-1は戦い方がパワフルで真っ直ぐというか殴る時の強さも強いのでそこはすごく意識しました。絶対に普通の人間だったら出来ない動きとかもキャラクターが平気でどんどんしていくので観ていてワクワクしましたし、参加出来て良かったと思いました。こんな経験、この作品じゃないとできないと思いました。

――これから映画を観る方へのメッセージ
今作の台本を読んで、映像を観て、心の底からワクワクする感情と、こんなエピソードがあった上で、いままでのシリーズ作品(のストーリー)があったのだと、切なく、感動しました。これを観ずしてトランスフォーマーは語れないぞというような、そんな一作になっていると思います。是非劇場でお楽しみください

『トランスフォーマー/ONE』は2024年9月20日(金)より全国で公開
監督:ジョシュ・クーリー
声の出演:クリス・ヘムズワース、ブライアン・タイリー・ヘンリー、スカーレット・ヨハンソン、キーガン・マイケル・キー、ジョン・ハム、ローレンス・フィッシュバーン
配給:東和ピクチャーズ
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