『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』の主題歌PVが解禁された。

1990年より「漫画アクション」で連載が開始され、1992年にTVアニメが放送開始、幅広い世代に笑顔と感動を届けてきた「クレヨンしんちゃん」。1993年に劇場版第1作となる『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』が公開され、これまでに30作品が公開されてきた。2023年に公開された初の3DCG映画『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』が興行収入24.7億円を突破し、劇場版シリーズ史上No.1の記録を達成。そして「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ第31作となる本作は、現代に復活した恐竜が、カスカベで、東京で大暴れの超巨大作品。笑いあり、涙あり、そしてシロとカスカベ防衛隊が小さな恐竜と出会い、生命の垣根を超えた友情を描く。

今回解禁された主題歌PVでは、小さな恐竜“ナナ”との出会いから、シロ、カスカベ防衛隊がナナと共に過ごした特別なひと夏が、My Hair is Badの奏でる温かいメロディと、ボーカル椎木のハスキーでエモーショナルな歌声にのせて描かれる。ある日、河原でひとりぼっちで過ごすナナを見つけたシロとカスカベ防衛隊。「ちゃんと面倒みれるの?」と躊躇うみさえとひろしを押し切り、野原家に迎え入れることとなり、防衛隊バッジを首に巻いて嬉しそうなナナや、プール遊びをする微笑ましい日々を夏休みの宿題である絵日記に記していくしんのすけ。捨てられていたシロをしんのすけが連れて帰り、野原家の一員になっていったようにナナも次第に“家族”になっていく様子が映し出されている。しかし、“秘密”を抱えているナナはある者たちから狙われてしまうことに…。

野原家に迎え入れられて、しんのすけと一緒にいたずらしたり、川の字になって寝たりと共に過ごしてきたかけがえのない時間を思い出して、新たに家族の一員となったナナを守るという決意を固めるシロの表情が、「一人じゃないって気づけたのは 僕に笑ってくれた 君のおかげだ」という歌詞とリンクして思わず涙を誘う、大切な存在と過ごしたひと夏のかけがえのない時間が詰まった主題歌PVとなっている。

さらに、現代に恐竜をよみがえらせた一大テーマパーク “ディノズアイランド”の創始者であるバブル・オドロキーを父に持つ恐竜が大好きな生物学者・ビリーの家族模様も描かれており、野原家のように笑いの絶えない幸せな家族に見えるが、地位と名声を手にして変わってしまったバブル、そして施設で恐竜ガイドを務める姉のアンジェラのもとから離れることを決心するビリー。そんな彼らがしんのすけたちカスカベ防衛隊と出会うことで変わっていくオドロキー家の物語にも注目だ。

主題歌PV

『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』は2024年8月9日(金)より公開
監督:佐々木忍
声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ、真柴摩利
ゲスト声優:北村匠海、オズワルド
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2024