主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清『Cloud クラウド』のキャラクターポスターが解禁され、併せてジャパンプレミアの開催が決定した。
本作は、『スパイの妻』(20)で、第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢監督の最新作で、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。「何かに狙われている――?」転売で稼ぐ吉井の仕事が軌道に乗り出した矢先、周囲で不審な出来事が重なり、これまでの「日常」が壊されていく……。主演の菅田将暉は、「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じている。
今回解禁されたのは、劇中に登場するキャラクターたちの持つ“心の闇”を、それぞれの劇中セリフによって浮き彫りにしていく<人怖(ひとこわ)>キャラクターポスター全6種。菅田将暉が演じる、転売で日銭を稼ぐ主人公吉井は「人の言いなりになって働くのは、うんざりだろ 」と彼がなぜ転売業をおこなっているのか象徴するセリフが。
古川琴音が演じる吉井の謎多き恋人・秋子は「いろいろ買うよ。欲しい物いっぱいあるから」と果てしない欲を示すセリフ、奥平大兼が演じる吉井に雇われたバイト青年・佐野は「元々信じてなんていなかったじゃないですか」と誰かの心理を看破するセリフ、岡山天音が演じるネカフェで生活するフリーター・三宅は「そういう自由って保障されてるんじゃないの?」と人生に対する苛立ちを発露するセリフ、荒川良々が演じる、吉井が勤める工場の社長・滝本は「誰それ。お友達?」とビジュアルとあいまって絶妙に怖さを感じるセリフ、そして、窪田正孝が演じる吉井の転売業の先輩・村岡は「嫌でも忘れられないようにしてやる」と執念深いセリフが載せられている。
いずれものビジュアルもキャラクターたちと「こちら側」の目線が交錯するような印象的なカットを採用、こちら側も、知らず知らずのうちに自分の心に棲む闇と向き合ってしまう。また、セリフからキャラクターたちの人物像やシーンを想像しながら楽しめるデザインに仕上がっている。
併せて、菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝らメインキャストと黒沢監督が撮影後初めて一同に揃うジャパンプレミアの開催が決定した。
『Cloud クラウド』ジャパンプレミア舞台挨拶
日時:2024年9月10日(火)18:15の回(上映前 舞台挨拶)
会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内)
登壇者:菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝、黒沢清監督
※登壇者は予告なく変更になる場合がある。
チケット販売: チケットぴあにて販売
【先行抽選プレリザーブ】8月29日(木)11:00~9月5日(木)11:00
【一般販売】9月6日(金)10:00~9月9日(月)16:00
※予定枚数に達し次第、販売終了
【料金】特別料金2,500円均一
『Cloud クラウド』は2024年9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督・脚本:黒沢清
出演:菅田将暉、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝
赤堀雅秋、吉岡睦雄、三河悠冴、山田真歩、矢柴俊博、森下能幸、千葉哲也、松重豊
配給:東京テアトル、日活
©2024 「Cloud」 製作委員会