染井為人による小説を実写映画化した『正体』の追加キャストが発表された。

の藤井道人監督が手掛ける、極上のサスペンスエンタテイメントが誕生する。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける主人公の鏑木(横浜流星)。沙耶香(吉岡里帆)は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。和也(森本慎太郎)は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。舞(山田杏奈)は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。刑事の又貫(山田孝之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた―。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは?彼は、凶悪犯なのか、それとも無実の青年なのか―。

主演に先立ち、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之ら4人のメインキャストが発表され、満を持して主演・横浜流星が解禁されるとすぐにXでトレンド入りするなど注目を集める本作。

今回、『余命10年』で主人公の両親を演じ観客の涙を誘った松重豊、原日出子ら、過去の藤井監督作品を支えてきた実力派と、前田公輝をはじめとするフレッシュな顔ぶれが集結、劇中で鏑木(横浜流星)の運命を左右することになる注目キャラクター13人が一個発表された。

主人公・鏑木を執拗に追う刑事の又貫(山田孝之)の上司である警視庁の刑事部長を松重豊、又貫の部下の刑事を前田公輝。一家殺人事件の遺族を原日出子、その妹を西田尚美が演じる。さらに、鏑木の過去を知る養護施設の園長を木野花、事件の鍵を握る謎の男を山中崇が演じる。

また、鏑木が日雇い労働者として働く大阪の建設現場のパワハラ社員を駿河太郎、沙耶香(吉岡里帆)の父親を田中哲司、東京で鏑木がライターとして働く会社の上司でネットニュースの記者を宇野祥平、長野で鏑木が働く水産加工工場の社長を遠藤雄弥が演じるほか、田島亮宮﨑優森田甘路らの出演が発表された。若手からベテラン俳優まで実力派が揃い盤石の布陣で本作を極上の逃亡サスペンス・エンタテインメントに昇華させている。

『正体』は2024年11月29日(金)より全国で公開
監督:藤井道人
出演:横浜流星
 吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈
 前田公輝、田島亮、遠藤雄弥、宮﨑優、森田甘路
 西田尚美、山中崇、宇野祥平、駿河太郎/木野花、田中哲司、原日出子、松重豊
 山田孝之
配給:松竹
©2024 映画「正体」製作委員会