Netflixシリーズ『恋愛バトルロワイヤル』の配信記念イベントが8月22日（木）に都内で行われ、見上愛、宮世琉弥、水沢林太郎、豊田裕大、秋田汐梨、和内璃乃、本田響矢が登壇した。

男女交際禁止の校則を破り、自主退学勧告を受け、退学した元女子生徒が学校法人を訴えたという裁判。実際の出来事を出発点に、Z世代の恋愛観について広範囲なリサーチを行い、その声を反映させながらオリジナルストーリーを練り上げていった本作。男女交際禁止の校則が制定された超エリート高校を舞台に生徒同士のリーク合戦、そして理不尽な校則を押し付ける学校側との前代未聞のバトルロワイヤルが始まる―。主人公・有沢唯千花役を演じるのは見上愛。そんな唯千花と徐々に惹かれ合う真木陵悟役を演じるのは宮世琉弥。今最も勢いのある若手俳優2人の共演が実現した。

Netflix作品には『幽☆遊☆白書』に続いての出演となる見上だが、本作への出演が決まった時のことについて「規模感だったり、どれだけ多くの人がかかわるかを知っていたのでものすごくプレッシャーを」と明かし、「うれしい気持ちももちろんありましたけどプレッシャーも」と重ねた。一方で宮世も「Netflixはスケールが大きいというのは業界内でも話題になっていたので自分が携わらせていただけるのは夢にも思っていなくて」といい、さらに「最初、床から飛び上がりました…飛び上がりました」と笑いを誘った。

本作が初共演となる見上と宮世だが、見上について「活躍されているのを見ていてすごい華がある方だと思っていたし、興味があったので」というと「興味があった！？誤解を生む」と驚く共演者。宮世は懸命に弁解するかのように「名前は知っていたし、気になってた。共演してみたいと思っていた」と印象を語った。

“男女交際禁止”という校則がある高校を舞台に描かれる本作だが「中高が女子校で割と校則が厳しいほうだった」という見上は、校則を見直す委員会の幹部だったといい「話し合って先生に投げる。ほとんど変わらないんですけど、制服が変わりました」と変化もあったようで「（本作と同じように）私の学校も紫のシャツを選べるようになって実際に着ていました」と共通点があったという。

また、宮世は「この作品はメッセージ性が強く、台本を読ませていただいたときに共感する部分があったり、視野が広がったのでいろんな世代の方に見てもらえる作品だと思います」、見上は「半年以上の時間をかけて、たくさんのスタッフとキャストと作りあげた大切な作品です。高校生から結構時間が経っていて、いろんなことを思い出しながら撮影に臨んでいたんですけど、学生生活は青春とか思春期とか大人は一言でまとめがちなんですけど、撮影したりできあがったものを見た時に忘れていた日々の欠片を思い出して、一個一個を大切に生きていたいと素直に思えたので、学生の方は二度と戻れない大切な時間を生きて欲しいし、大人になったみなさんも高校時代を思い出したり、いろんなことを思いながら見ていただけたら」と本作をアピールした。

【写真・文／編集部】

Netflixシリーズ『恋愛バトルロワイヤル』は2024年8月29日（木）より世界独占配信
監督：松本壮史、太田良、安川有果
出演：見上愛
宮世琉弥
水沢林太郎、豊田裕大、秋田汐梨
和内璃乃、尾碕真花、本田響矢、中山翔貴
碧木愛莉、兼光ほのか、松村キサラ、石田夢実
浅香航大、穂志もえか
戸田昌宏、板橋駿谷、遊井亮子、梅舟惟永
奥貫薫、眞島秀和、矢田亜希子／石黒賢
吉田羊
寺島しのぶ