累計発行部数700万部を超える大人気傑作漫画を実写映画化した『ブルーピリオド』の場面写真が解禁された。

「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」など国内外から称賛され、発行部数700万部を超える傑作漫画が待望の実写映画化。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいく―。好きなことに真剣に向き合う主人公の挑戦に、胸が熱くなる感動の物語。主演には話題作への出演が絶えない眞栄田郷敦を迎えて、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりと実力と人気を兼ね備えたキャスト陣が個性豊かなキャラクターを熱演。『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎が監督を務め、新進気鋭のスタッフと共に情熱の物語を創り上げた。

今回、反響が大きかった“八虎×ユカちゃん”の関係性から、八虎がユカちゃんを助けに行く“夜の海”シーンの撮影風景を切り取った場面写真が解禁された。このシーンは、自身の将来に思い悩み夜の海に来てしまったユカちゃんを、受験を二日後に控えた八虎が助けに向かう原作でも人気のシーン。ユカちゃんが藝大の一次試験を途中で抜け出したと聞いた八虎は心配になり何度もユカちゃんに電話をかける。小田原の海にいるというユカちゃんは「今から来ない?」と八虎を誘うが、受験を控えた八虎は戸惑いの表情。今回解禁された場面写真は、そんな八虎がユカちゃんからの誘いを受け、自分の将来と友人、どちらを選択するか苦悩する姿や、海辺で思いつめた表情のユカちゃんが切り取られている。

オフショット

電話を切った後、悩んだ末に八虎はユカちゃんがいる海まで向かうことに。海の中に入っていくユカちゃんを見つけた八虎は、自身も海に入ってユカちゃんの手を掴み助け出す。そんな海の中で二人が向き合う幻想的な姿を切り取った場面写真も解禁された。海に入っての撮影は衣装が濡れてしまうため、本番では一発撮りを求められていたという。そのため、夜に控えた撮影へ向けて昼から何度もリハーサルを重ねた眞栄田と高橋。ユカちゃんのもとへ走っていく途中で八虎が転んでしまうというリハーサルの中でうまれた演出について、眞栄田は「普通に走ってしまうとかっこよすぎるし、高校生ならではのがむしゃらさを出したいと監督から言われたこともあって“靴が脱げなくてこけてしまう”という芝居を入れました」と八虎の必死な様子を表現したオリジナルの演出を語った。

また撮影時を振り返り、高橋は「何回砂浜でリハをしても海の中に入ると全然違って、自分と水平線の間にだれもいなくなるその一瞬で一気に気持ちが変わりました。海の中に入っていくにつれて、どんどん周りの音が聞こえなくなって吸い込まれていく感覚がありました。ユカちゃんの心情を理解していたつもりでしたが、これはいくらリハを重ねても気づかなかった感覚だなと感じましたし、一発勝負という新鮮なものを創っているんだなと思いました」と、キャラクターが憑依したかのような当時の心情を話した。

さらに、ユカちゃん役の高橋がピースしてこちらを見つめる貴重なオフショットも解禁!こちらは眞栄田が写ルンですで撮影したもの。緊張感溢れる夜の海のシーンとは対照的に、リラックスした表情の高橋が映し出されている。小田原の海から出たあと二人が“お互いの体”を描くシーンも是非劇場で確かめてほしい!作品の熱さや情熱を捧げた八虎の姿に感動の声が続出している本作。この夏いちばん熱く泣ける感動作に注目だ。

『ブルーピリオド』は全国で公開中
監督:萩原健太郎
出演:眞栄田郷敦
高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより
中島セナ、秋谷郁甫、兵頭功海、三浦誠己、やす(ずん)
石田ひかり、江口のりこ
薬師丸ひろ子
配給: ワーナー・ブラザース映画
©山口つばさ/講談社 ©2024 映画「ブルーピリオド」製作委員会