『ビートルジュース ビートルジュース』で監督を務めるティム・バートンの誕生日を記念してメイキング写真が解禁され、併せてコメントが到着した。

本作は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える『ビートルジュース』(1988)の35年後を描くホラーコメディ。ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、30歳の若さで『ビートルジュース』を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得、第61回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞した。本作では、前作から引き続き主人公・ビートルジュースを演じるマイケル・キートンに加え、キャサリン・オハラがリディアの母親・デリアを演じ、前作で当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディアを演じる。さらに最新作では、リディアの1人娘・アストリッドをジェナ・オルテガが演じる。そして、物語のカギを握るもう1人は、ビートルジュースの元妻・ドロレスを演じるモニカ・ベルッチ、リディアの婚約者・ローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じる。

8月25日に66歳の誕生日を迎えたティム・バートン監督。唯一無二のティム・バートンワールドを創造し、常に世界を魅了し続ける監督の誕生日を記念して、最新作『ビートルジュース ビートルジュース』のメイキング写真が解禁された。写真には、“人間怖がらせ屋”ビートルジュースに扮するマイケル・キートンにティム・バートン監督が演技指導する姿が捉えられている。2人の名を世界に轟かせた伝説の作品『ビートルジュース』の誕生から35年を経て蘇る『ビートルジュース ビートルジュース』に真摯に向き合う2人の強い眼差しが印象的であり、映画作りに没頭する様を垣間見ることができる一枚となっている。

最新作『ビートルジュース ビートルジュース』の制作にあたり、スタッフ・キャストが“最高に楽しい映画制作だった”と口を揃えて語る本作。ティム・バートン監督も「楽しみに対する考え方は、人によって大きく違うかもしれません。私の考える楽しさも、おそらく誰とも違うでしょう。でも、『楽しかった』と言えると思います。長いキャリアの中で、最も満足のいく経験でした。何年もこの業界にいると、少し脱線してしまったり、仕事にあまり興味を持てなくなったりすることもあります。でも、本作を通じて、自分がどれだけ映画作りが好きかを再確認できました。ビジネス的なことは横に置いて、映画作りに没頭する。芸術性を追求できて、心がときめく感動的な時間でした。それを楽しいと呼ぶなら、その通りですね」と充実した時間を振り返り、作品への期待を高めるコメントを残している。

ティム・バートン監督の5年ぶりの劇場公開映画となる『ビートルジュース ビートルジュース』。監督自ら、映画作りに没頭し、芸術性を追求した作品と太鼓判を押す本作は8月28日より開幕するヴェネチア国際映画祭のオープニング作品に選出され、ワールドプレミアを迎える。まさに、ティム・バートン監督の原点にして集大成とも言える本作のお披露目に注目が集まる。

『ビートルジュース ビートルジュース』は2024年9月27日(金)より全国で公開
監督:ティム・バートン
出演:マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ、ジャスティン・セロー、モニカ・ベルッチ、ジェナ・オルテガ、ウィレム・デフォー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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