初めてプロポーズした相手は連続殺人事件の死刑囚だった…『夏目アラタの結婚』のバディ編PVが解禁された。

乃木坂太郎が2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載し、累計発行部数が250万部のベストセラーコミックスとなっている「夏目アラタの結婚」(2024年1月完結)。連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる衝撃の獄中サスペンスは、主人公・アラタと死刑囚・真珠との頭脳戦や二転三転する展開が読者を惹きつけ、国内外から高く評価されている。実写映画化した本作では、日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ役に柳楽優弥。物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚・品川真珠役に黒島結菜。過去の天真爛漫で爽やかなイメージからは想像もできないキャラクターで、新境地に挑む。監督は堤幸彦。

今回、品川真珠(黒島結菜)に翻弄されていく2人、柳楽優弥演じる夏目アラタと中川大志演じる宮前光一のメイキングやインタビューを収めたバディ編PVが解禁された。真珠の私選弁護人で、彼女の無実を信じて死刑を免れるよう奔走している宮前は、真珠から「プロポーズをしてきた相手の生活態度を見てきてほしい」と頼まれたと言い、ある日夏目アラタの部屋を訪れる。映像は、このアラタと宮前の初対面となるシーンの貴重なメイキングカットから始まる。

同じ事務所の先輩後輩でありながら、意外にもこれまで共演はCMのみで映画では初共演だったという柳楽と中川。映像の中で中川は柳楽について「いつか一緒にお芝居したいなっていう思いはもうずっとありましたし、本当に尊敬する先輩」と明かし、一方の柳楽は「役柄に対してしっかり情熱を持って、キャラクター同士のバックグラウンドみたいなものをちゃんと理解したい、出来る限り知りたいっていう姿勢が学ぶ面が多かったなと感じました」と今回の中川との共演についてコメントしている。

そんな2人が演じるアラタと宮前は、アラタは過去の殺人事件で消えた遺体を探すため、宮前は真珠を死刑から救うためと、理由は違えど事件の真相を探るという目的が合致しやがてその関係性はまるでバディのようになっていく。真珠と結婚し信頼も得ることとなったアラタに対し、宮前は「彼女の中にあるその闇を晴らしてほしいんです」と懇願。二人は会話を重ね、情報を共有しながらその真相に向かっていくが、真珠の二転三転する発言や掴み切れない態度や表情に翻弄されていってしまう。果たして二人は凶悪な殺人事件に隠された真相にたどり着くことが出来るのか? 最後には「サスペンス的な要素もあるし、駆け引きするかのような演技で面白い部分もたくさんあるし、結末になるにつれてスリリングになっていくので、そういうところも面白いなと感じている」と完成した本作に自信を覗かせた柳楽。「参加出来てよかったなと本当に思えるような現場でした」と撮影を振り返っている。

バディ編PV

『夏目アラタの結婚』は2024年9月6日(金)より全国で公開
監督:堤幸彦
出演:柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、平岡祐太、藤間爽子、佐藤二朗、市村正親
配給:ワーナー・ブラザース映画
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