運命に翻弄される2人の、切なくも美しい奇跡を描くラブストーリー―Netflixシリーズ『さよならのつづき』が第29回釜山国際映画祭オンスクリーン部門に正式招待されることが決定し、併せて配信開始日が発表、場面写真5点が解禁された。

事故で恋人を失ったヒロインと、その恋人に命を救われた男、運命に翻弄される2人の美しくも切ない“さよなら”から始まる愛の物語―。主演を務めるのは有村架純と坂口健太郎。有村が演じるのは、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子。坂口は、子供の頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正を演じる。役を生きる俳優として、唯一無二の存在となった2人が、将来を誓い合った恋人たちの“さよなら”から始まる、行く先の見えないラブストーリーに挑む。完全オリジナルストーリーである本作の脚本を手掛けるのは岡田惠和。かつてない物語を創ることを自らに課し、本作で新たな世界を切り開く。また、連続テレビ小説「ひよっこ」でも岡田とタッグを組んだ黒崎博が監督を務める。事故で最愛の恋人を失ったひとりの女性と、その恋人に命を救われたひとりの男性。北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻弄される2人の美しくも切ない、“さよなら”から始まる愛の物語―。

今回、本作が10月2日から韓国・釜山で開催される第29回釜山国際映画祭のオンスクリーン部門に日本作品として初めて正式招待されることが決定した。釜山国際映画祭は1996年に創設され、世界中の映画人から愛されるアジア最大規模の由緒ある映画祭。本作が出品されるオンスクリーン部門は、2021年に新設された配信ドラマ向けの部門で、今年最も期待される話題のドラマを紹介する映画ファンだけでなく世界中の配信ドラマファンも大注目の新部門となっている。11月14日の配信に先駆けてワールドプレミア上映される。

岡田惠和(脚本)コメント

釜山国際映画祭に「さよならのつづき」が参加できることになったと聞いたときには、驚きと同時に心が躍りました。作品は完成し、あとは配信を待つのみとなっている我々スタッフに、勇気と自信をいただきました。選んでいただいて心から感謝しております。先行して観ていただく方々にどんな風にこの作品が届くのか。楽しみにしております。自信作です。

黒崎博(監督)コメント

有村さん、坂口さんたちキャストの渾身の演技が、そしてスタッフが追及した映像美が、釜山に届いたのだと思います。世界中から秀作が集う本映画祭でお披露目できるとは、作品にとってこんな幸せなスタートはありません。一つ一つのカットに日本中で、そして世界で見てもらえるようにと思いを込めながら撮り進めました。たくさんの愛情と、笑いと悲劇を密度高く詰め込んだこの作品を、早く皆さんの元に届けたい。その第一歩として、釜山の地で幕を開けたいと思います。

ナム・ドンチョル(釜山国際映画祭 プログラミング・ディレクター)コメント

「さよならのつづき」は、繊細かつニュアンスに富んだ描写によって、よくある物語とは一線を画した新鮮な魅力があると感じました。特に、俳優たちの魅力的な演技が視聴者の目を奪うでしょう。

併せて、本作が11月14日(木)より世界独占配信されることも発表され、さらに本作初公開となる劇中場面写真5点が解禁された。どこか切なさも予感させる本作の世界観が伝わるカットたちとなっており、ますます映像解禁への期待が高まる。誰にでも訪れる、身を切られるような、最愛の人との別れ。北海道とハワイの壮大な風景を舞台に描かれるふたりの運命のゆくえを見届けた時、ひたむきに愛し愛された記憶は、必ずその先の人生を支えてくれるという希望に包まれる。

Netflixシリーズ『さよならのつづき』は2024年11月14日(木)よりNetflixにて世界独占配信
監督:黒崎博
出演:有村架純、坂口健太郎