未曾有の社会現象を巻き起こした『ジョーカー』の衝撃的な完結編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の場面写真が解禁された。

「ショータイムだ」――その完璧で衝撃的なストーリーと圧倒的な満足度で、日本を含む世界66か国初登場No.1となり、世界興行収入10億ドル(約1,500億円)を超え、今なおR指定映画史上歴代最高となった記録は破られていない(Box Office Mojo調べ)。コメディアンを夢見る、孤独だが純粋で心優しい男。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながらドン底から抜け出そうともがく彼が、理不尽だらけの世の中で、悪のカリスマ《ジョーカー》へと変貌を遂げるまでが描かれた前作から2年後が舞台となる本作では、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走がさらに加速していく─。ジョーカーはレディー・ガガ演じるリーと呼ばれる謎の女と出会い、ジョーカーの狂気がリーへ、そして群衆へと拡散。世界を巻き込むジョーカーの新たなショー=事件の幕が開ける。

今回解禁された場面写真では、アイコンとも言える狂気的な笑顔を覗かせる“悪のカリスマ”ジョーカーや、未だにその正体が謎に包まれているリーの姿が映し出される。おなじみのピエロメイクを施したジョーカーと、そんな彼に憑りつかれたような表情を浮かべるリーの一枚や、ジョーカーと同じく顔にメイクを施し、虚ろな表情を浮かべる姿を映し出した一枚からも、ジョーカーの狂気が周りの者たちにも次々と影響を与え、世界を巻き込んでいく様が垣間見える。そして、スポットライトに照らされるジョーカーとリーの二人。ジョーカーの狂気に当てられた者たちによる新たなショーが幕を上げ、社会への反逆が始まることを予感させる。

『ジョーカー』の続編製作に踏み切った理由についてトッド・フィリップス監督は「ホアキンが続編をやる唯一の理由は、彼にとって恐ろしいと感じる作品だったからだ。彼は前作の撮影で『一体何をやっているんだ?』という恐怖を毎日感じることを本当に楽しんでいた。そして今回も同じくらいの恐怖を感じたがっていたんだ。彼は『もしやるなら、それがうまくいかない可能性を感じたい』と言っていた。それがまさに僕にとっての続編を作る理由だった」と明かしている。主演のホアキン・フェニックスも「危険性を感じない作品や、失敗する可能性が極端に低い作品は作る意味がない」と本作が前作以上の意欲作であること明かしており、観客の想像を超える“衝撃”が待ち受けていることは間違いない。

理不尽な社会の代弁者として祀り上げられたジョーカーは、果たして“悪のカリスマ”か、それとも“ただの弱気人間”か?かつて孤独で心優しかった男の暴走の行き着く先とは?善悪などという規定の基準にはおさめる事のできない傑作、最後にして最高の衝撃をもたらす『ジョーカー2』は10月11日(金)全国劇場公開。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2024年10月11日(金)より公開
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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