『きみの色』初日舞台挨拶 やす子、26歳の抱負は「目の前のことをコツコツと」

『きみの色』の初日舞台挨拶が8月30日（金）にTOHOシネマズ日比谷で行われ、鈴川紗由、髙石あかり、木戸大聖、やす子、山田尚子監督が登壇した。

興行収入19億円の大ヒットとなり、社会現象を巻き起こした『映画けいおん！』（2011）、第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞のほか、2017年アヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門に入選するなど国内外問わず高い評価を受け、23億円のヒットを記録した『映画聲の形』（2016）の山田尚子監督最新作となる完全オリジナル長編アニメーション映画『きみの色』。脚本を務めるのは、スタジオジブリや京都アニメーションの数々の大ヒット作品を手掛け、山田監督とは「けいおん！」シリーズ以降、幾度となくタッグを組む吉田玲子。音楽を担当するのは牛尾憲輔。主演声優に日暮トツ子役・鈴川紗由、作永きみ役・髙石あかり、影平ルイ役・木戸大聖の3人、そして3人を導くシスター日吉子役を新垣結衣が務める。

本作では、16都市をを回るキャンペーンを行った山田監督。イベントでは、キャストから山田監督にサプライズプレゼントとして、木戸からは花束が、髙石からは「監督との出会いから溜めていた写真をまとめました」とフォトパネルが贈られt。さらに鈴川からは手紙が披露され、感極まって涙をこぼす場面もあった。山田監督は「これからどんどん成長して、世界に出ていかれる方かと思います。忘れないでください」と照れながらメッセージを伝えた。

さらに、9月2日（月）に26歳の誕生日を迎えるやす子に、木戸からサプライズで花束がプレゼントされ、「ありがとうございます！うれしい！」と元気いっぱいに喜びを表現しつつ「恐れ多い、申し訳ない」と恐縮しきりだった。さらに木戸からは「明日も大変なお仕事で、体を無理せず、応援しております」と、翌日に控えた『24時間テレビ』でマラソンを行うやす子にメッセージが贈られ、やす子は「『きみの色』がもっともっといろんな人に愛される作品になりますように」とコメントした。

また、抱負を聞かれると「ひとつひとつ目の前のことをコツコツやっていたから今につながるので、引き続きひとつひとつ目の前のことをコツコツとやっていきたい」と語り、さらに会場で控えるマネージャーに「26歳はたくさんお休みをいただけるとうれしいです」と笑った。

【写真・文／編集部】