『恋を知らない僕たちは』の舞台挨拶<恋僕大感謝祭!コイスルお悩み相談室>が9月12日(木)に丸の内ピカデリーで行われ、大西流星(なにわ男子)、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、志田彩良が登壇した。

原作は累計発行部数120万部超え、「虹色デイズ」「アオハル荘へようこそ」の水野美波による超人気少女コミック「恋を知らない僕たちは」(集英社マーガレットコミックス刊)。好きな人が親友と付き合うことになった。好きな人を守るため、嘘をついた。「好き」という気持ちを伝えられなかった。思い悩み、時にはぶつかりながらもそれぞれの“本気の恋”に向き合う6人の高校生たちをリアルに描き出す。予想外の恋の行方に<360度キュンとして共感>する等身大(リアル)ラブストーリーが誕生する。主演はなにわ男子の大西流星。

8月23日に公開された本作だが、大西は40代の番組のプロデューサーから「『また恋したくなった』と言ってくださって。大人の方からの意見は刺さりました」とさまざまな世代から反響が寄せられていることに喜んでいる様子を見せた。続く窪塚は「祖母が『キュンキュンした』と。すごくうれしかったです」と明かし、「思っていた以上にいろんな方が見てくれるのはありがたい」と語った。

周囲からの反響について、齊藤は「一番多かったのは、『小春そのままだね』、『なぎさ見てるみたいだった』って言われて」と自身との共通点を感じている人が多いことを明かし、さらに友人と劇場で鑑賞した際にも「『これなぎさだね』ってずっと言われて(笑)ファンの方からも『小春ちゃんってなぎさそのままの性格しているよね』って言われたので、私って小春なんだなと改めて実感しました」と語った。そんな齊藤は、劇中のセリフでも自身との共通点を感じたようで「『私めんどくさいよ』『大切にしてほしい』みたいな(セリフがあって)、友達から『私、これ言われたことある』って(笑)」と笑いを誘った。これに志田は「私も大切にするから大切にしてねって伝わってくる」と共感していた。

また、「2~3回見てくださる方が多い」と印象を語る莉子は「いろんなキャラクターの目線で楽しめる映画なのかなと感じています」と語った。一方で「『太一好きになった』と言っていただけてうれしくて」という猪狩は、自身も映画館に見に行ったものの「絶対にファンという方がいっぱいいって帰っちゃったんです(笑)隣の席が自分のファンってどういう顔で見ていたらいいか。真剣な顔で見ていても恥ずかしいし」と明かした。その猪狩は、自身のスマートフォンを取り出し、本作のステッカーとムビチケが入っていることを見せ「『恋僕』気分が抜けていません」と笑いを誘った。

さらに最近実家に帰ったという大西だが「(母親が)『行ってきます』って。『どこに行くの?』って言ったら『恋僕、5回目見てくる』って(笑)それほどハマってくれているらしくて」と明かし、「お母さんは、『英二くんみたいな息子だったらどれだけうれしかったか』と。英二くんにハマってるみたい」と“推し”を明かし、笑いを誘った。

【写真・文/編集部】

『恋を知らない僕たちは』は全国で公開中
監督:酒井麻衣
出演:大西流星
 窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥、志田彩良
配給:松竹
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