『恋を知らない僕たちは』の舞台挨拶<恋僕大感謝祭!コイスルお悩み相談室>が9月12日(木)に丸の内ピカデリーで行われ、大西流星(なにわ男子)、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、志田彩良が登壇した。

原作は累計発行部数120万部超え、「虹色デイズ」「アオハル荘へようこそ」の水野美波による超人気少女コミック「恋を知らない僕たちは」(集英社マーガレットコミックス刊)。好きな人が親友と付き合うことになった。好きな人を守るため、嘘をついた。「好き」という気持ちを伝えられなかった。思い悩み、時にはぶつかりながらもそれぞれの“本気の恋”に向き合う6人の高校生たちをリアルに描き出す。予想外の恋の行方に<360度キュンとして共感>する等身大(リアル)ラブストーリーが誕生する。主演はなにわ男子の大西流星。

イベントでは、「コイスルお悩み相談室」と題して、事前に募集した恋のお悩みをキャストが解決するコーナーを実施。1歳から一緒にいる幼馴染が好きだけど踏み出せないというお悩みに「僕だったらビビっちゃう。関係崩れるかな(と考えて)」という窪塚。一方で猪狩は「(幼馴染だと)親のつながりはあるから。2~3回トライできるんじゃない?」と提案。志田は「恋愛として見てないのかなと思っちゃう」というと、齊藤は「私は好きって言っちゃうかも。反応見て、ありなのかなって考える。いったん言ってみて、どういう反応するかによって、『友達としてだよ』とか」とあえて曖昧に言ってみると回答。

猪狩は「早くしないと取られちゃう」というと、映画の役柄を重ねて大西は「映画見てくれたかな?見てなかったら一回見て欲しい。伝える大事さが分かる」と共感していた。さらに大西が「懐かしい写真を2人で見返しているときに、『これくらいの時から好きになったんだけどね』」と提案すると「うわぁー!急にぶっこんできてビックリした!」とざわつくキャスト陣は「それいいじゃないですか!」と大西の提案に共感。大西は「思い出話から繋げるとか、伝えるなら一番自然かもしれない」とまとめた。

続けて、「おもしろい人が好きだけど自分よりおもしろい人がいない」というお悩みに「これ猪狩さん送りました?」と疑うキャスト陣。その猪狩は「僕は僕が一番面白いけど、相手を尊重する気持ちがないと」とコメントし、「面白いのベクトルも大事」というと「分かる」と共感する声が寄せられた。さらに莉子は「笑いのツボが一緒の人がいい」と言うと、「女の子が言う面白いは違ったりする」という猪狩が「全裸になって踊るは面白くないでしょ?」と言うと、女性陣は「嫌だ」と即答。大西は「好きな番組あるとか、好きなYouTuberさんいるとか」と“笑いのツボ”を合わせることが大事とアドバイスを送った。

さらに“自分が好きな人か、自分のことを好きな人”どちらがいいかという悩みに、大西・窪塚・齊藤が“追いたい”、莉子・猪狩・志田は“追われたい”と答え、猪狩は「恋愛は下に立ったら負けだからね。追ったら下になっちゃうから」と断言すると、「うわー」「下とか上とか言わないの」と女性陣はドン引きの様子。観客も半々になったことから「人によって変わるんじゃないですか」という大西だが、「追われたほうがいい」と考えを変えない猪狩は「マウンティングが大事」と宣言し、さらに女性キャスト陣からは「うわー嫌だ」と共感は呼べなかった様子。

そんな中で“追いたい”と答えた齊藤は「私には作戦があって」といい、「追いたいんですけど、好きになるとして、好きって言わせるように仕向ける。追われてる形にはなるんですけど実際は私が追っている」と戦略を明かし、「追わせたいし追いたいしどっちも。難しいですよね」と語った。

【写真・文/編集部】

『恋を知らない僕たちは』は全国で公開中
監督:酒井麻衣
出演:大西流星
 窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥、志田彩良
配給:松竹
©2024「恋を知らない僕たちは」製作委員会 ©水野美波/集英社