『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』の大ヒット御礼舞台挨拶が9月22日(日)に丸の内ピカデリーで行われ、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架が登壇した。

本作は、2023年12月から今年3月まで行われたMrs. GREEN APPLEのライブツアー『Mrs. GREEN APPLE 2023-2024 FC TOUR “The White Lounge”』を映画化。「ケセラセラ」「ダンスホール」など、Mrs. GREEN APPLEの大ヒットナンバーで綴られる初の音楽劇となる本作は、本格的な音楽劇としての表現方法が取り入れられ、全演奏曲が新たにアレンジし直された。また、ライブ映像に加えて、新たに撮影したシーンも映画用に編集。ツアーに参加した人も、参加できなかった人も、どこでみても特等席といえるスクリーン内で、Mrs. GREEN APPLEが放つ圧倒的な音楽と共に、情感豊かで美しい異世界に没入することが出来る映像作品となっている。

昨年末のタイトなスケジュールの中で、リハーサルが7回だったというライブツアー『The White Lounge』だが、「気が気じゃないリハーサルを過ごしていました」と振り返る大森は都内のスタジオを渡り歩いてリハーサルが行われたと言い、「一つの建物で、僕とキャストを含めての芝居のリハーサルと、楽曲リハーサルが違う階で行われたりしました」と平行して行われたいたことを明かした。

さらに実際にツアーが始まってからも「毎公演緊張してた。新鮮な気持ちだった」という若井。その中でも「『ツキマシテハ』という楽曲があって、映画だと追撮で新しいシーンがあるんですが、声を荒げながら息を震わせながら歌う楽曲。次の『Coffee』という楽曲でお芝居になるのがつながっているので。上がった息をこらえて演技をするとか、そのまま『Coffee』に入るのが難しかった。毎回酸欠でした」と本ツアーならではの難しさを語った大森は「感情としてつながっていたり、つながっていなかったりがあるので、そこの切り替えが自分の中に落とし込むのが難しかった」と語った。

演奏と芝居の切り替えは「僕と若井は基本的に演奏しているシーンが多いんですけど、でもバックバンドで演奏しているわけではない」という藤澤は「ストーリーの一キャストとして常に見られている意識でというのは今までのライブにはない大変なポイントでした」と振り返った。また、その若井と藤澤の芝居については、大森は「りょうちゃんがあんなに大きな声を出すのは聞いたことがないし、若井があんなに悪い男なんだ」と言うと、若井は「ちょっと悪い男を演じさせていただきました」と返し、笑いを誘った。

【写真・文/編集部】

『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge ㏌ CINEMA』は2024年9月13日(金)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で公開
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