オリジナル長編アニメーション映画『ふれる。』が第26回プチョン国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門に出品されることが決定した。
“心揺さぶる”青春三部作を手がけた監督:長井龍雪×脚本:岡田麿里×キャラクターデザイン:田中将賀の3人が贈るオリジナル長編アニメーション映画最新作『ふれる。』。同じ島で育った幼馴染、秋と諒と優太。20歳になった3人は東京・高田馬場で共同生活を始める。生活はバラバラだが、いつも心は繋がっていた。それは島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」がテレパシーにも似た謎の力で趣味も性格も違う彼らを結び付けていたから。お互いに触れ合えば口にしなくてもそれぞれの言葉が流れ込んでくる、そんな“ふれる”で結びついた3人の友情は、このままいつまでも続くはずだった…。“ふれる”の隠されたもう一つの力を知るまでは―。キャストには、物語の主人公、言葉でのコミュニケーションが苦手な少年・小野田秋役に永瀬廉。秋が不思議な力を持つ生き物「ふれる」と出会うことで、心がつながった幼なじみ・祖父江諒役に坂東龍汰。同じく幼馴染・井ノ原優太役を前田拳太郎。
今回、本作が10月25日(土)から韓国・富川(プチョン)で開催される第26回プチョン国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門に出品されることが決定し、併せて長井龍雪監督、脚本の岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督の田中将賀が出席、舞台挨拶に登壇することが決定した。同アニメーション映画祭のコンペティション部門は、グランプリ、審査員賞、特別優秀賞、観客賞の4つの賞が競われ、10月29日(火)に受賞結果が発表される予定。同映画祭への出品をもって、本作は初の海外お披露目となる。
長井龍雪(監督)コメント
プチョン国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門にノミネートいただき光栄です。ありがとうございます。
本作は誰しもが経験する幼い頃と大人になってからの関係性の変化、人と人との繋がりを描いた作品です。昨今はSNSの普及により簡単に誰かと繋がれるようになった一方で複雑化もしており、コミュニケーションについてふと考える機会があるのではないかと思います。そんな皆さんに身近に感じていただけるようなテーマを持った映画です。
映画『ふれる。』の初めての海外での上映ということで緊張していますが、楽しんでいただけると嬉しいです。改めて、ご招待いただきありがとうございます。
『ふれる。』は2024年10月4日(金)より全国で公開
監督:長井龍雪
声の出演:永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎
白石晴香、石見舞菜香
皆川猿時、津田健次郎
配給:東宝、アニプレックス
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