「聖☆おにいさん」初の実写映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』のTeam悪魔・第2弾キャストとして堕天使・ルシファー役を藤原竜也が演じることが発表された。

<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く大胆で斬新な描写で、今や原作累計発行部数1700万部を超える異色のギャグ漫画「聖☆おにいさん」(著:中村光/講談社「モーニング・ツー」連載中/既刊21巻を初の実写映画化した本作。メガホンを執るのは福田雄一監督。主人公・イエスを演じるのは松山ケンイチ。もう一人の主人公・ブッダを染谷将太が演じる。

今回、Team悪魔・第2弾キャストとして<堕天使・ルシファー役>を藤原竜也が演じることが発表された。天使の軍団を率いる天使長のミカエル(岩田剛典)の兄で、元・天使長ながらも天界と地獄の戦いの際に弟ミカエルと壮絶な兄弟喧嘩で敗北し、地獄の最下層に落とされ堕天使となってしまったルシファーを演じる。15歳にして蜷川幸雄演出の「身毒丸」の主役オーディションでグランプリを獲得後、深作欣二監督の遺作となった「バトル・ロワイアル」(2000)で日本アカデミー賞主演男優賞と新人俳優賞をダブル受賞、その後若手俳優の筆頭となり、「デスノート」シリーズや「カイジ」シリーズ、そして『るろうに剣心京都大火編』(2014)、『るろうに剣心伝説の最期編』(2014)では主人公の宿敵・志々雄真実役を圧倒的な存在感で演じるなど、漫画原作の実写映画化を始め数多くの作品に出演。

近年では、とある殺人事件の犯人であると自ら名乗り出、その告白と行動で日本中を翻弄させた美しき殺人犯を演じた『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2018)での演技も高く評価され、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を獲得しているほか、その活躍は映画のみならず、「ST赤と白の捜査ファイル」(2014)、「リバース」(2017)などTVドラマの話題作でもその存在感を発揮。10月9日スタートの連続ドラマ「全領域異常解決室」でも主演を務め、本格ミステリーに挑むことが決定している藤原。映画「デスノート」シリーズでは対峙する関係だった松山ケンイチと再共演となるが、本作では<神の子・イエス>と<堕天使・ルシファー>という関係に。一体どのような展開を見せるのか?初参戦となった福田組で、藤原はどのような演技を魅せるのか、その活躍に期待だ。

さらに、ルシファーのビジュアル&メイキング映像が公開された。漆黒の翼に身体を覆われ、どこか中二病感のある決めポーズとともにこちらを意味深に見つめ、かつては天使長だった悲しきルシファーの“闇堕ち”したビジュアルが収められている。また、メイキングでは「福田監督と初めてお会いできて大変光栄でした。なにを撮ったかちょっと記憶にございません!」と撮影について振り返り、映像の最後にはルシファーが凄まじい剣幕で叫ぶシーンも!本編でのイエス&ブッダとの絡みにも期待が高まる。

メイキング映像
藤原竜也(堕天使ルシファー役)コメント

ルシファー役を演じました藤原竜也です。
初めての福田組でしたが、シュールな空気感の中自由に楽しくお芝居させていただきました。
堕天使役ということで、つけ爪に羽根、ぴよんとしたヘアスタイルとビジュアルも独特の世界観満載です。
小道具に“あるもの”も登場します!是非劇場でご覧ください。

『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』は2024年12月20日(金)より全国で公開
脚本・監督:福田雄一
出演:松山ケンイチ、染谷将太、賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、勝地涼、仲野太賀、神木隆之介、山本美月、桜井日奈子、川口春奈、中田青渚、吉柳咲良、田中美久、森日菜美、安斉星来、山田孝之、ムロツヨシ、佐藤二朗、窪田正孝、藤原竜也
配給:東宝
©中村光/講談社 ©2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会