現実社会に問いかけるAIサスペンス―Huluオリジナル『コンコルディア/Concordia』の配信日が11月8日(金)よりHuluで独占配信されることが決定した。

世界的⼤ヒット作となった「ゲーム・オブ・スローンズ」の主要プロデューサーの⼀⼈で、数々のエミー賞受賞歴を誇るフランク・ドルジャー。「ジョン・アダムズ」や「ローマ」、Huluで配信中の⼤型国際ドラマ「THE SWARM/ザ・スウォーム」など話題作を次々と⼿掛けるドルジャーが、新たにショーランナー兼製作総指揮を務める本作は、ドイツの公共放送局ZDF、中東のメディア企業MBC、フランス国営放送局グループFrance Televisions、そして⽇本のオンライン動画配信サービスHuluが参画する⼤型国際ドラマとして、2022年に制作が発表され、世界中から熱い期待の声が寄せられた。

今回、本作が日本においてHuluオリジナル『コンコルディア/Concordia』として、11⽉8⽇(⾦)からHuluで独占配信(毎週⾦曜新エピソード更新/全6話)されることが決定した。配信決定と合わせて、「特報:ユートピア/デ
ィストピア編」とティザービジュアルが解禁された。物語の舞台は、カメラとAIに⽣活の全てをモニタリングされたコミュニティ、その名も“コンコルディア”。⾃由で公正で⼈間らしい社会を保証するために作られたこの町は繁栄し、紛れもない成功を収めたことにより、他の町への拡張計画を間近に控えている。しかし、コンコルディアで起きたある事件を発端に、街だけでなくコンコルディアの“理念”そのものを揺るがされることに…。カメラとAIに囲まれつつある現実社会に問いかけるAIサスペンスが誕⽣した。

解禁された「特報:ユートピア・ディストピア編」では、コンコルディアの理念に賛同する住⺠たちと、それに否定的な外部の⼈たちの対⽐を元に、カメラとAIによる社会を個⼈個⼈がどう捉えるのか問いかける。本作の舞台となるコンコルディアの世界は、まさにドラマとは思えないほどリアルな⽇常を感じさせ、その社会の完全性の両⾯を描き出す。

本作を製作したフランク・ドルジャーは本作を製作するに⾄った“アイデア”について「⼈々に可能な限り最⾼の⽣活⽔準を提供するために、企業が創設したコミュニティというアイデアに魅了されてきた」と着想を語り、「そこに住む住⼈全てに、安全で健康で⽣産的な⽣活を提供するには⼀体何が必要なのか。このドラマでは<監視>と< AIの使⽤>について深掘りし、⾃分が監視されていると知ることで⾃分の選択が変わり、より良い⾏動につながるかどうか、という深層⼼理を探ることにも興味があった」と、奥深いストーリーを紡ぎ出していく過程を明かした。

また、本作の⼤きな課題として「<監視>や <AI>を探求するドラマはディストピアでなければならない」という考えを払拭することを挙げる。過去、<AI>は多くの映画やドラマで⼈間社会の脅威として描かれてきたが、本作は何が間違いなのかということを追求するのではなく「光に満ち、透明で、⾮常に「⼈間的」で親しみやすいスケールの世界」を創り出し、私たちそれぞれの“価値観”に対して、問いかけてくれる作品に仕上がっている。

さらにドルジャーは、ドラマの視聴者に向けて「コンコルディアのような世界に住むのはどのようなものか、を想像するきっかけになれば幸いです。そして、皆さんは24時間カメラに映っていることをどう感じるでしょうか?」と問いかけている。

特報:ユートピア/ディストピア編

Huluオリジナル『コンコルディア/Concordia』は2024年11月8日(金)より独占配信(毎週金曜新エピソード更新/全6話)
ショーランナー兼製作総指揮:フランク・ドルジャー
監督:バーバラ・イーダー
出演:ルース・ブラッドリー、ナンナ・ブロンデル、クリスティアーネ・パウル、シュテヴェン・ゾヴァー、中島健人 ほか
©Hulu Japan