酒井麻衣が監督・脚本、伊藤万理華が主演を務める映画『チャチャ』の場面写真が解禁された。
本作は、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノットヒロインムービーズの第4弾公開作品。監督を務めるのは、「美しい彼」シリーズで多くのファンの心をつかみ、今もっとも注目を集めるクリエイター・酒井麻衣。本作は酒井にとって7年ぶりの完全オリジナルストーリー。主演を務めるのは、実力派俳優として幅広いフィールドで唯一無二の存在感を発揮している伊藤万理華。デザイン事務所で働くイラストレーターの主人公・チャチャ。自由奔放な振る舞いで周囲から反感を買うこともあるが、人目は気にせず、好きなように生きるをモットーに過ごす日々。そんなチャチャが屋上で偶然出逢った、謎めいた青年・樂に興味を持ち…。
分は“野良猫”と一緒だと考え、“人目を気にせず、好きなように生きる”をモットーに自由で気ままな主人公・チャチャ(伊藤万理華)。そんな彼女が働くデザイン事務所には、藤間爽子演じるチャチャの動向が気になる凛、落合モトキ演じるメガネと個性的なファッションが特徴の大下、藤井隆演じるチャチャに甘い社長と豪華個性派俳優が脇を固めている。
藤間爽子は2017年にNHK連続ドラマ小説「ひよっこ」でデビューを果たし、ドラマ「マイファミリー」や「silent」など話題作に出演し、10月期ドラマ「つづ井さん」でドラマ初主演を果たすなど今勢いを増している。本作の加藤プロデューサーは「影の主人公とも言える凛がいる。チャチャのツッコミ役ながら、コミカルな勘違いを連発して話を展開していくという自身もツッコミどころ満載の人物である。まず凛の心の声のから始まり、本作の語り部となるキャラクターのため、声の美しさがあり、爽やかにコミカルなお芝居ができる人、と藤間爽子さんにオファーをした。ふとしたきっかけでお互いの新たな一面を知ることでだんだんとチャチャの良き理解者となり不器用な友情を育む姿をやわらかく演じてくださった」と起用理由を明かした。
落合モトキは、子役より活動し、ドラマ「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」や舞台「サンソン ―ルイ16世の首を刎ねた男―」(2023)など舞台・映像で幅広く活躍し、2025年放送予定のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」にも出演が決定しており、ますます注目を集めている実力派個性派俳優だ。加藤プロデュサーは落合について「大下は、フォーカスがあたっている登場シーンは少ないものの大切なキーマン。どんな作品でもさりげなく、しかし、しっかり心に引っ掛かりを残していく落合モトキさんがインパクト大に演じてくださいました」とコメント。
藤井隆はお笑い、司会、音楽、俳優などマルチな才能を発揮し、近年ではドラマ「だが、情熱はある」、「西園寺さんは家事をしない」など話題作にも出演。藤井については、「藤井隆さん演じる社長は、個性的なデザイン事務所の面々をまとめ、一般的な目線で評価するには勇気のいる人物であろうチャチャもフラットに受け入れる器の広さを持つ人です。お茶目でかっこよくも可愛い、誰もが推さずにいられない社長を、どうしても藤井さんにお願いしたいと思いオファーさせていただきました」とオファー理由を明かした。 今回解禁された場面写真では、自由気ままにイラストを描くチャチャ、訝しげに見つめる凛、笑顔を見せる大下や個性的な社長の姿がうかがえる。それぞれの視線の先には―。個性溢れる仲間たちにも注目だ。
『チャチャ』は2024年10月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督・脚本:酒井麻衣
出演:伊藤万理華/中川大志
藤間爽子、塩野瑛久、ステファニー・アリアン、落合モトキ、藤井隆
配給:メ~テレ、カルチュア・パブリッシャーズ 配給協力:ラビットハウス
©2024「チャチャ」製作委員会