DMM TVの新作ラインナップ発表会「DMM TV まつり ORIGINAL Content Lineup」が10月2日(水)に都内で行われ、『外道の歌』でW主演を務める窪塚洋介、亀梨和也が登壇した。

窪塚洋介×亀梨和也 W主演のDMM TVオリジナルドラマ『外道の歌』は、「ヤングキング」で2014年から2023年まで連載されていた「善悪の屑」と続編の「外道の歌」をDMM TVオリジナルドラマとして実写化。通称カモこと鴨ノ目武役を窪塚洋介、通称トラこと島田虎信役を亀梨和也、一家殺人事件の被害者の生き残りである開成奈々子役を南沙良が演じ、監督を白石晃士監督が務める。

今回のイベントにはW主演を務める窪塚洋介、亀梨和也が登壇、ファーストルックビジュアルが解禁されたほか、配信開始日が12月6日(金)と発表された。本作のオファーを受けて「今は“亀ちゃん”という間柄になりましたけど、亀梨くんと俺かという新鮮さ。そして、ハードコアな、決して民放ではできない内容の漫画で。俺できるかなというのが正直な印象でした」という窪塚だが「気持ちが前のめりにやりたいなという方向に動いていたので、どういうことができるかなと走っていった」と振り返った。

一方で「作風としては未知の領域というか。これまで自分が呼んでもらえるようなテイストではなかった」という亀梨だが「好奇心もありつつ、自分が出演させていただいている作品を楽しんでいただいている方たちにフィットするかと考えていた」と悩みもありつつ、窪塚との共演ということで「飛び込まさせてください」と出演を決めたという。

本作ではサングラスをかけている窪塚だが、亀梨は「たまに本番に入る前にサングラスを外されているんですけど、その時に目が合う。ちょっと恥ずかしかった」と笑いつつ、窪塚は「色の濃いサングラスを暗いスタジオでかけながら読書をするシーンがあるんです。視力が落ちました。ブルーベリーをいっぱい食べてみます」と笑いを誘った。そんな撮影について、亀梨は「楽しかったです。見た目もそうですし、言葉もかけ離れているものがあったので、構築しながら、静と動という感じなのでとにかく動き回り、長あらちょっかいを出して」と撮影を振り返った。

見どころについて、窪塚は「亀ちゃんの関西弁。俺的にはほぼ完璧なんじゃないかというくらい」と12年間関西に住んでいる窪塚からみても完璧だったといい、亀梨は「撮影中は、方言指導の方からいただいたデータを枕元に置いて聞いていた」と明かし、さらに「一緒に仕事をしていて瀬名赤を押される、俺も頑張ろうという気持ちに。自然体で思わせてくれて」と亀梨の印象を語った。

一方で亀梨は「現場を引っ張るリーダーシップはついていかせていただいて」といい、「キャストに対してこうしようかと気遣いをみんなにいただきまして。あとメリハリ。入った時の存在感はさすがだなと、背中を見て学ばせていただきましあ」と絶賛した。さらに「改めてどういう道に進んでいくかというところでもあるので、すごくいいお話をしていただけました」と明かした。その亀梨は、本作の魅力について「善と悪が角度でこうも受け取り方が変わってくるのかと。考えさせられる作品だと感じました」といい、原作を読むと街に出ると景色が怖くなるくらい怖さと汚さが描かれています」という。

また、亀梨は「僕自身は自分が見たことがない自分が見られるんじゃないかとワクワクしています。衝撃もあったりすると思うんですけど、人とは、善と悪とはと考えさせられる作品です。DMM TVだからこそできる作品になっています」、窪塚は「(言いたいことは亀梨と)全部同じでした」と笑いを誘いつつ「現場では確かな手ごたえを持ってやっていましたけど、それがどう画面に、編集がどんな感じになっているんだろうと楽しみです。正義なのか悪なのか分からないけど、お客さんに届いたときにどう映って、その方にどんな影響を与えるのか、世の中を生きていくときのエネルギーになったらうれしい」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『外道の歌』はDMM TVにて2024年12月6日(金)よりDMM TVで独占配信開始
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