DMM TVの新作ラインナップ発表会「DMM TV まつり ORIGINAL Content Lineup」が10月2日(水)に都内で行われ、『ドンケツ』に出演する伊藤英明が登壇した。
2011年にヤングキングにて連載開始した本格極道漫画「ドンケツ」。主人公は、敵対組織にロケットランチャーをぶちこんで以来、ロケットランチャーのマサ=通称「ロケマサ」の異名で恐れられるヤクザ・沢田マサトシ。しかし、堅気・ヤクザ問わず腕力に物を言わせて金をタカり、上役にも平気で喧嘩を売るなど問題ばかり起こす傍若無人な性格が災いし、40代後半になっても出世の見込みがない所謂“ドンケツ”ヤクザであった─。そんな熱狂的ファンを多数抱える本作が実写化され、最強の漢「ロケマサ」を伊藤英明が演じることが発表された。
今回のイベントで配信が発表された『ドンケツ』で主演を務める伊藤は、オファーを受けて「『ドンケツ』自体が大変魅力的な作品で。手に取って一気に読んでしまうほど面白い」といい、「エッジの効いた作品なので、民放ではありえない配信でしかできないうれしさはあったんですけど、根強いファンの方がいらっしゃるので、期待に応えられるかというプレッシャーを感じています」と語った。現在は撮影に向けてトレーニングを行っているという伊藤は「なるべくビジュアルを近づけられるように、1日2時間、週5日間やっていて」と明かした。
「荒々しさと緊張感を映像化したときに、それを表現するのが一番挑戦的な部分」といい、「(原作の)いいところ、余すところなくやろうとするととんでもないエピソードになってしまい」といい、「原作に忠実に、見ている方が手に汗握る作品にしたいと強く思っているので、チームで団結して準備の真っ最中です」と語った。
演じる“ロケマサ”については「独特なカリスマ性がありながら、悪い世界に身を置きながらも、仲間や義理人情を大切にする部分だったり、強い、タフだというのもありますし、それでいてお茶目で人間味の溢れるところが魅力的」とポイントを挙げた。
約1か月後に迫った撮影については「原作ファンの方の期待に応えられるようなものにしたいと思っています。漫画の持っている緊張感とか荒々しさを映像化するのは、監督がどのように捉えてやっていくかが自分自身も楽しみです。原作のいい部分を大切にしながら、魅力的な作品にしたいと思っています」と意気込みを語った。また、「魅力的なキャラクターもどんどん出てくるので、演じる俳優陣にもご期待ください」とコメントした。
【写真・文/編集部】
『ドンケツ』は2025年春にDMM TVで独占配信開始