主演・前原滉×ヒロイン・小西桜子『ありきたりな言葉じゃなくて』の予告編、場面写真が解禁された。
脚本家デビューが決まった構成作家の主人公・藤田拓也役を演じるのは前原滉。拓也が出会った“彼女”鈴木りえ役は小西桜子。監督・脚本を務めるのは渡邉崇。シナリオ段階からキャストもアイデアを持ち寄り、テレビ朝日映像と一丸となって制作された本作は、脚本家と“彼女”が出会い、とある出来事をきっかけに物語が進む、青春から遠くも近くもない、つまずきやすい場所にいる“私たち”の物語。
今回解禁された本予告映像は、ようやくデビューを掴んだ新人脚本家・藤田拓也(前原滉)と、偶然に出会った“彼女”りえ(小西桜子)との仲睦まじい場面から始まる。拓也の両親が営む中華料理店に突然やって来たりえに、拓也は「なんで…?」と驚きの表情を見せる。その後、飲みにいって盛り上がった2人はホテルへ―。そんな恋愛物語かと思いきや……。一変して「予期せぬ出来事」のテロップが出ると、不穏な空気が漂い始める。拓也はりえの“彼氏”だと名乗る男・猪山衛(奥野瑛太)に呼び出され「あんたに無理やり…」と強引にりえを襲ったという疑いをかけられてしまう。父親(酒向芳)に叱られ、なんとか500万円の示談金を振り込む拓也の姿……。
しかし、仕事仲間から軽蔑の目を向けられ、さらにはようやく掴んだデビューも白紙となり、人生の絶頂にいた拓也は奈落の底に突き落とされる。拓也は「俺のデビューどうなるんですか?他の仕事辞めて全部こっちに集中してるのに!」と周りに迷惑をかけたことなど忘れて、プロデューサーに逆ギレをする始末。それでも「拓也が事実じゃないことで社会から抹殺されるのだけは防ぎたかった」と寄り添ってくれる先輩脚本家・京子(内田慈)の存在や、「お前にはお前の選んだ仕事があるだろ。真正面から解決してみろ。時間がかかってもいいから」と息子を励ます父親の言葉など、拓也の背中を押す周りの人々の優しさが画面にあふれる。
感情をあらわにした拓也とりえが夜の屋上で向き合い、「俺だって考えて、考えて、脳みそねじきれるくらい…」と訴える拓也に対して「ねじきれてないじゃん!」と涙ながらに反論するりえ。2人はどのような結末を迎えるのか…。青春から遠くも近くもない場所でもがく、彼らの物語を劇場で堪能していただきたい。
予告映像(90秒Ver)
予告映像(30秒Ver)
『ありきたりな言葉じゃなくて』は2024年12月20日(金)より全国で公開
脚本・監督:渡邉崇
出演:前原滉
小西桜子、内田慈、奥野瑛太、那須佐代子、小川菜摘、山下容莉枝、酒向芳
池田良、八木光太郎、沖田裕樹、敦士、鈴政ゲン、加藤菜津、佐々木史帆、高木ひとみ◯、谷山知宏、今泉マヤ、根岸拓哉
チャンス大城、土屋佑壱、浅野雅博、外波山文明、玉袋筋太郎
配給:ラビットハウス
©2024テレビ朝日映像