藤ヶ谷太輔×奈緒 W主演映画『傲慢と善良』の特別インタビュー映像が解禁された。

2019年に単行本が発売されると、現代に生きる人々のリアルな恋愛観や価値観が描かれた本作は第7回ブクログ大賞を受賞し、20代、30代を中心に多くの共感を呼び話題が広がり、2023年最も売れた小説となった辻村深月『傲慢と善良』。主人公の架と真実はマッチングアプリで出会い婚約した直後、真実が突然失踪してしまう。彼女を探すうち＜知りたくなかった過去と嘘＞が明らかになる。すべてをさらけ出した2人がたどり着く“一生に一度の選択”を描くドラマティック恋愛ミステリー。

今回、映画の公開を記念した特別企画として、藤ヶ谷太輔、奈緒、倉悠貴、桜庭ななみが公式SNSに寄せられた恋愛に関するお悩みに答えるインタビュー映像が解禁された。マッチングアプリでのやり取りの中で、なかなか次の一歩に進めないというお悩みについて、藤ヶ谷は「例えば、『傲慢と善良』という映画が面白そうとか、買い物が好きだったら、今からここに買い物に行きますと伝えるのはどうでしょう。相手に自分の好きなことを知ってもらうことで、“今度一緒に行きましょう”と話が広がっていくかもしれない」と、話題を広げるコツを具体的にアドバイス。

次に、好きな人がいるが自分に自信がなく受け身になってしまうという女子高生から相談が寄せられると、奈緒は、演じた真実も自分に自信が持てない性格だったことから「毎日同じ集まりの中で暮らしていて、人と比べたりする気持ちはすごくわかる。頑張れ！って思います」と、激しく同感した様子を見せる。実際にマッチングアプリを入れた経験があるという倉は「自分に自信がないことを受け入れてしまえば、少しだけ気持ちが楽になる。僕はこういう人間で、それを受け止めてくれる人が現れたらいいかなと思っています」と親身にアドバイスし、藤ヶ谷も「人と比べないことが重要じゃないかな。失敗も込みでいっぱい恋愛をして欲しい。恋愛だけに限らず、エネルギーや勢いがあるうちに失敗を多くしたもん勝ちだと30代になってより感じるようになった」と自身の経験を踏まえ、大切な時間を過ごしてとエールを送った。

また、結婚を決めるのに妥協は必要かという相談に対し、桜庭からは「妥協というより、相手のここはもっとこうして欲しいけど、ここはもっと良いよね、と良い点が上回るならそれで良いのでは」と、前向きなアドバイスが。妥協しない派だという奈緒は、「私自身は妥協しないと決めていますが、妥協が必要だという意見も大切だと思いますし、その上で自分がどうしたいか決まったらいいなと思います」と恋愛に関するこだわりを覗かせる場面も。

映像の後半では、マッチングアプリの写真だけで判断してしまう、相手からの返信が滞ると落ち込んでしまうといったお悩みについてキャスト陣が真摯に答え“婚活あるある”が満載の内容となっている。ぜひ最後までチェックして欲しい。さらに、特別企画第2弾として、奈緒＆桜庭による「女の大反省会！？」トークも後日解禁される。劇中では、あまり仲が良いとは言えない関係性だった2人が、映画や登場人物についてぶっちゃけトークを繰り広げる。2人は一体どんなことを語るのか？ここでしか見られない、本音トークに期待だ。

特別インタビュー映像

『傲慢と善良』は全国で公開中
監督：萩原健太郎
出演：藤ヶ谷太輔、奈緒
　倉悠貴、桜庭ななみ／阿南健治、宮崎美子
　西田尚美、前田美波里
配給：アスミック・エース
©2024「傲慢と善良」製作委員会