A24史上最大規模の製作費で贈るディストピア・アクション『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の特別映像が解禁された。

今や世界を席巻するA24が、史上最大の製作費を投じ、アメリカで起きる内戦を描く本作。メガホンをとったのは、『28日後…』で脚本を担当し、長編デビュー作『エクス・マキナ』で 第88回アカデミー賞®視覚効果賞を受賞する快挙を果たしたアレックス・ガーランド。3月のサウス・バイ・サウスウエストで開催されたプレミア上映では「純粋に言葉を失う」「傑作だ。私の心臓は常に高鳴り続け、最終幕には顎が床についた」「今まで観たどの作品とも違う。最初から最後まで手に汗握る展開。狂おしいほどの緊張感だ」などと絶賛の声が相次いだほか、公開前からSNSを中心に大きな話題になっており、世界71の国と地域(7月18日時点)で公開を迎えた本作は、2週連続で全米1位を獲得している。

今回、キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラ、ケイリー・スピーニーらジャーナリストを演じたキャストや元海軍特殊部隊のアドバイザーのレイ・メンドーサらが“戦争”のリアリティを追求した撮影の裏側について語った特別映像が解禁された。

SNSでも「今年1位どころか人生1位」「これまで体験したことのない没入感に襲われた、絶対にIMAXで観るべき」「戦場に自分が放り込まれた感覚で戦慄した」など、圧巻の映画体験を絶賛する声が相次いでいる本作。絶え間ない空爆や地上での銃撃戦、逃げ出そうとする大統領を体当たりで追跡する車輌―思わず目を見開くようなリアリティが圧巻、凄まじいカットが連続するそんな本作だが、これら一連の戦いの演出を手掛けたのは、元海軍特殊部隊のレイ・メンドーサ。

ダンストが「(戦場内で)意思疎通に使う手の動きを教えてくれた。ジャーナリストもそれに従って行動する」と明かし、ガーランド監督が「できる限り、現実に近い質感を表現するようにした」と語るように、本作を“魅せる“ための戦闘ではなく、あくまでも不穏なリアリティを投影するためにメンドーサは尽力。“混沌の真っ只中にいるような立体的な感覚”を生み出すためにゼロから建築されたホワイトハウスや道路、劇中に登場する戦士たちもメンドーサ同様に元兵士たちが出演するなどこだわりが随所に詰め込まれ、スピーニーは「リアルに感じたし、没入できた」と称賛している。

特別映像

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は2024年10月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督・脚本:アレックス・ガーランド
出演:キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラ、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.