『ジョーカー2』でハービー検事の日本語吹替キャストを務める山田裕貴がホアキン・フェニックスの凄さについて語っている。

未曾有の社会現象を巻き起こした傑作サスペンス・エンターテイメント『ジョーカー』(2019)の最新作にして完結編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』通称「ジョーカー2」が全国で劇場公開(日本語吹替版・字幕版同時上映<Dolby Cinema/ScreenX/4D/ULTRA 4DX/IMAX®>)されている。日本に先駆けて全米25,788スクリーンで公開を迎えた本作は、週末3日間で興行収入4,000万ドル(約59.2億円)を叩き出し、2作品連続のNo.1の大ヒットスタートを切った。さらに、世界66の国と地域でNo.1スタートを切った前作を超え、世界77の国と地域でもオープニングNo.1大ヒットスタートを切り、興行収入はすでに1億2110万ドル(約179.4億円)を突破。

そんな本作にジョーカーと対決するハービー検事の日本語吹替キャストとして参加する山田裕貴は、大のジョーカーファン。前作でジョーカー役のホアキン・フェニックスの怪演にも魅せられており、その魅力について“演技の奥深さ”と“桁違いの表現力”であると明かした。

アメコミの中でもジョーカーが特に好きと語る山田裕貴は自身のインスタグラムでも、ジョーカーコスプレを披露するほどのジョーカー愛を持っていることで知られている。そんな山田はジョーカー役のホアキン・フェニックスの芝居も絶賛しており、自身の撮影で前作でホアキンが披露した階段を下りるシーンのオマージュを監督に提案するほどに魅了されているという。そんなホアキンは前作『ジョーカー』で、孤独で心優しかった男が理不尽な社会に圧し潰され“悪のカリスマ”ジョーカーへと変貌を遂げていく姿を狂気的に演じた演技力と規格外の役作りで観客を震撼させ、第92回アカデミー賞®主演男優賞の栄冠を手にした。

山田は、そんなホアキン・フェニックスについて「凄いところは演技に見えないところなんです。“役を生きる”と言って、僕も常に目指しているんですけど彼のお芝居の奥深さと表現力はやはり桁違いだなと思います」と数々の作品に出演し、多彩な役を華麗に演じ分けてきた山田にとっても彼の演技力は別格だと語る。さらに「発作で笑ってしまう人を演じる時って、ものすごくリアリティと観察眼が必要だと思うんですよ。そうでないと、どうしてもお芝居をやってる感が伝わってしまうんです。でも、それが一切ない。急に息や心臓の動悸が上がったりする絶妙なニュアンスを表現しながらも、目は全く笑っていなくて。ジョーカーみたいなキャラクターは大げさに演じたくなってしまうんですが、彼は引き算のお芝居で、鼻をかくタイミングやタバコを吸うタイミングは彼自身がやろうと思ってやっていないように見えます」と俳優ならではの視点で分析し、ホアキンの表現力の高さを絶賛。

そんなホアキンはジョーカ役に戻ってくるために、前作以上に体作りを実施し撮影を敢行。世界に衝撃を与え、一度観たら忘れらないインパクトを残したホアキンの怪演が再びスクリーンに戻ってくる―。そしてそんなホアキンの芝居を誰よりも楽しみにしていた山田は本作で殺人の罪で裁かれるジョーカーを徹底的に追及するハービー検事の吹替キャストを務めることが発表されており、洋画作品の吹替に初挑戦となる山田の熱演にもホアキン同様大きな期待が寄せられている。

本作では、前作の2年後を舞台に社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走がさらに加速していき、ジョーカーはレディー・ガガ演じるリーと呼ばれる謎の女と出会い、ジョーカーの狂乱がリーへ、そして群衆へと拡散。世界中を巻き込むジョーカーの世紀のショーがはじまる――。犯した罪を徹底的に追及するハービー検事と、民衆を味方につけたジョーカーとの掛け合いにも要注目だ。山田は本作について「誰も想像がつかない展開とラストには本当に度肝を抜かれます」と意味深に語っており、ジョーカー完結編となる本作でジョーカーがもたらす“かつてない衝撃”に世界中が期待を膨らませている。誰もが一夜にして、祭り上げられる時代。本当のジョーカーは、誰なのか?かつて孤独で心優しかった男の暴走の行き着く先とは?最後にして最高の衝撃をもたらす『ジョーカー2』は全国の劇場で公開中。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は全国で公開中
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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