ボートと仲間と出会い、一生懸命をみつける青春物語―劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』がいよいよ今週末に公開されることに合わせて、秋といえばスポーツ!そんな季節に見たい主人公たちの青春に心がアツくなるスポ魂アニメ作品を特集する。
原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した傑作青春小説「がんばっていきまっしょい」(敷村良子)。自然豊かな愛媛県松山市を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長や、等身大の心のゆらぎを瑞々しく描く物語は、1998年に田中麗奈主演で実写映画化され、2005年には鈴木杏、錦戸亮主演でドラマ化。そして、瑞々しく眩しい映像に載せた初の劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』が新たに誕生する。。監督は、『あした世界が終わるとしても』で注目を集めた櫻木優平。脚本を『五等分の花嫁』の大知慶一郎、キャラクターデザインを『ラブライブ!』の西田亜沙子が担当する。ボートに青春を捧げる部員たちを雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美が熱演。竹達彩奈、三森すずこ、内田彩、江口拓也も魅力あるキャラクターを演じ、物語を支える。主題歌と挿入歌を歌うのは、アイドルグループ・僕が見たかった青空。どこまでも広がる青空のようにボート部5人の思いを、印象的なフレーズとともに包み込む。
劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』
2024年10月24日公開
ボート部×5人の女子高校生たちの等身大の成長物語に「観てる自分たちもドキドキするほど熱くなる!」と絶賛の声も
何かを一生懸命頑張ることを諦め、ただ毎日を無気力に過ごしていた悦ネエ(村上悦子)。そんなある日、クラスに転入してきたリー(高橋梨衣奈)の強引な誘いに根負けし、幼なじみのヒメ(佐伯姫)とともに廃部寸前のボート部復活に向けて一役買うことに。幼いころからの犬猿の仲である同級生のダッコ(兵頭妙子)とイモッチ(井本真優美)も入部することになり、紆余曲折ありながらも初めての大会出場することになる。当然のことながら、偶然の寄せ集めのような5人の息は合うはずもなく、ボートは思い通りに前には進まない。こうしてボート競技の厳しさを目の当たりにし打ちのめされるが、この日の悔しさをバネに、“頑張ること!”を決めた悦子たち5人はその情熱をボートにかける決意をする。
今回は、スポーツの日(10月14日)に見たい、主人公たちの青春物語に心がアツくなるスポ魂作品を紹介。この秋に青春を全てスポーツにかけ、見る人をもアツくする今回紹介した作品や、劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』を見て、主人公たちの熱い戦いを応援してみてはいかがだろうか。
TVアニメ『弱虫ペダル』
自転車競技部×未経験者・運動音痴の小野田坂道の成長に目が離せない
ママチャリで激坂を登り、秋葉原通い、往復90km!アニメにゲーム、ガシャポンフィギュアを愛する高校生・小野田坂道、驚異の激コギ!!ワクワクの本格高校自転車ロードレース巨編!!秋田書店『週刊少年チャンピオン』にて連載中、渡辺航による人気漫画・アニメ『弱虫ペダル』。連載は15周年続いており、シリーズ累計100冊を突破、現在も多くのファンが作品を読み続けている。2020年には、永瀬廉(King & Prince)主演で実写映画化も。
千葉県立総北高校に入学したアニメ好きなオタク少年の主人公・小野田坂道が、ひょんなことから自転車競技部に入部し、仲間とともにインターハイ優勝を目指す青春ドラマ。運動音痴で未経験者である坂道が、人類最速といわれるロードレースの楽しさと自身の可能性を見出し、成長していく。
TVアニメ『DIVE!!』
ダイビングクラブ(飛び込み競技)×少年たちの熱き闘いが開幕!クラブ存続の結果はいかに
森絵都による水泳の飛込み競技を題材とした「スポ根」青春小説。第52回小学館児童出版文化賞受賞作。中高生を物語の主軸に据えながらも幅広い世代のファンに支持され、ラジオドラマ、映画、コミック、そしてアニメ化と様々なメディアで展開されている。
坂井知季の通うミズキダイビングクラブ・通称MDCは赤字経営による存続の危機に陥っていた。そんなMDCのもとに突如現れた新任コーチの麻木夏陽子が提案したクラブ存続の条件。それは、「次の年のオリンピックにMDCから日本代表選手を送り出す」というものであった。知季とその座を争うのは、MDCのエース富士谷要一、幻の高校生ダイバー沖津飛沫をはじめとした様々な個性豊かなダイバー達。身体一つを武器に、その一瞬にすべてを賭けた少年達の熱い闘いがいま幕を開ける。
映画『THE FIRST SLAM DUNK』
2022年12月3日公開
バスケットボール部×不動の名作!メンバーの今までの成果&過去の思い出がぶつかり合う
週刊少年ジャンプ(集英社)1990年42号から1996年27号まで連載された、井上雄彦による少年漫画。高校バスケを題材に選手たちの人間的成長を描き、世界累計発行部数1億8500万部以上、世界30の国と地域で出版されている。1993年から1996年にわたり放送されたTVアニメから、26年の時を経て2022年12月に映画化。大反響を受け今夏復活上映を行うなど、その人気がうかがえる。
いつも余裕をかましながら頭脳的なプレーと電光石火のスピードで相手を翻弄する湘北の切り込み隊長、ポイントガード・宮城リョータ。沖縄で生まれ育ったリョータには3つ上の兄がいた。幼い頃から地元で有名な選手だった兄の背中を追うようにリョータもバスケにのめりこむ。高校2年生になったリョータは湘北高校バスケ部で、桜木、流川、赤木、三井たちとインターハイに出場。今まさに王者、山王工業に挑もうとしていた。
『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』
2024年4月19日公開
サッカーボール×過酷なサバイバルを乗り越え、生き残る原石とは?
累計発行部数3,000万部を突破、第45回講談社漫画賞少年部門も受賞した、講談社「週刊少年マガジン」連載中の原作・金城宗幸、漫画・ノ村優介による大人気コミックス「ブルーロック」。2022年10月にはTVアニメが放送され、10月5日から第二期が放送中。
「めんどくさい」が口グセの高校2年生・凪 誠士郎は、日々を無気力に生きていた。W杯優勝を夢見る同級生の御影玲王が、その才能を見つけだすまでは。玲王に誘われるがままにサッカーを始めた凪は、圧倒的なサッカーセンスを発揮。 ある日、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの招待状が届く。そこで待ち受けていたのは、潔 世一、蜂楽 廻、糸師 凛ら、全国から集められた選りすぐりのストライカーたちとの出会いだった。 玲王とはじめた世界一への挑戦が、凪天才をまだ見ぬ世界へと連れて行く…。
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
2024年2月16日公開
バレーボール部×一度見だしたら止まらない!青春全部をかけるプレーヤーたちの熱いバトルに注目
集英社「週刊少年ジャンプ」に2012年2月から連載が開始され、バレーボールに懸ける高校生たちの熱い青春ドラマが人気を博したスポーツ漫画の金字塔、古舘春一による『ハイキュー!!』。2020年7月にて8年半にわたる連載が完結し、コミックス全45巻の累計発行部数は6,000万部を突破。テレビアニメは2014年から、2020年12月までに、シリーズ第4期まで放送された。
小学生の時に、春高バレーのテレビ中継で見た“小さな巨人”に憧れ、烏野高校バレー部に入部した日向翔陽。だがそこには中学最初で最後の公式戦で惨敗した相手・影山飛雄の姿が!?反目しあうも、日向の抜群の運動能力と影山の正確なトスは、奇跡のようなクイック攻撃、通称“変人速攻”を生み、烏野復活の力となる。
東京の音駒高校との合同合宿で、日向は因縁のライバルとなる孤爪研磨と出会う。超攻撃的なプレースタイルの烏野高校に対し、“繋ぐ”をモットーにした超守備的なプレースタイルの音駒高校。音駒高校との試合を経て新たな可能性を見つけ出していく烏野高校のメンバーたち―― 。
春の高校バレー宮城県代表決定戦、春高初戦と、強敵を次々と倒す中で進化を遂げた烏野高校は、春高2回戦で優勝候補・稲荷崎高校を下す。そして、ついに3回戦で、因縁のライバル校・音駒高校と対戦することとなる。幾度となく練習試合を重ねても、公式の舞台で兵刃を交えることが一度もなかった両雄。烏野高校対音駒高校の通称“ゴミ捨て場の決戦”。約束の地で、「もう一回」が無い戦いがいよいよ始まる―――。
『がんばっていきまっしょい』は2024年10月25日(金)より全国で公開
監督:櫻木優平
声の出演:雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美
江口拓也、竹達彩奈、三森すずこ、内田彩
配給:松竹
©がんばっていきまっしょい製作委員会