『はたらく細胞』ハロウィンパーティーが10月31日(木)に都内で行われ、永野芽郁(赤血球役)、佐藤健(白血球(好中球)役)、DJ KOO(神経細胞役)が登壇した。

細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)。2015年連載開始とともに話題沸騰、2017年にフランスの新聞『ル・モンド』が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど国内だけでなく世界中から注目を集め、2018年のアニメ化でさらにブームは過熱。以後、現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数1,000万部を超えるメガヒットを記録。そして、日本を代表する超豪華キャスト×スタッフ陣によって実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、日本映画最大級のスケールで描く映画『はたらく細胞』。

イベントは、本作に出演するDJ KOOによるDJパフォーマンスからスタート。パフォーマンスにはダンサーも登場し、会場を沸かせた。さらに本作の主題歌であるOfficial髭男dism「50%」のパフォーマンスが行われ、永野と佐藤が登場すると観客からはより一層大きな歓声が沸き起こった。オレンジが印象的な衣装で登場した永野は「オレンジ色のカボチャ、秋・茶色、魔女・紫」とハロウィーンにちなんだコーディネートを紹介。佐藤も同じくハロウィーンにちなんだコーディネートということだが、ここで永野が「健さんが一緒にオレンジ着たいって言ったんです」と明かすと、佐藤は「仮装するのはどうかといろいろアイデアはあった」という中で今回のコーディネートになったという。そんな佐藤は、冒頭から踊るようなしぐさをするなどテンション高めな様子を見せ、永野は「健さん、テンション高い!ハロウィン健です」と笑いを誘った。また、DJ KOOは劇中衣装で登場した。

盛り上がる会場の様子を見渡し、「最高です、久々にハロウィン当日に満喫した気がして。すごい楽しいですね」と笑顔の永野。佐藤も「最高です。KOOさんのシーンが大好きなんです。台本の打ち合わせから絶対に入れてくださいと言っていたくらい」と明かし、「映画だけは体の外も描いて。そこで芦田愛菜ちゃんにいいことがあったりキュンキュンするとKOOさんが暴れだす。だから病気とかケガだけではなくていろんなことが起きている、素晴らしいシーン」と紹介した。

約7,500人のエキストラが参加したという本作だが「細胞たちがリアルに描けた」と感謝の気持ちを口にした永野。「(撮影は)楽しかったし、やりがいたがあった」という佐藤は「毎日たくさんの方に集まっていただいて、白塗りしてもらって肌も荒れたでしょうし」と苦労をねぎらった。また、白塗りにこだわったという佐藤は「白は200色あるので」と答えたが、永野は「落ちちゃって色が変わっただけでしょ?」とツッコミを入れ、笑いを誘った。

完成した作品については「一観客として純粋に面白くて、それでいて泣けて。見終わった後に体のことを大事にしようと思えちゃう。出演していながら素晴らしい作品」と話す永野。「大満足」という佐藤は自身が撮影が体内での撮影であったことから「体の外の撮影風景は全く知らない」といい、映画を見て「芦田愛菜ちゃんがとにかく前向きに一生懸命生きている姿に胸を打たれたし、彼女を守るためにがんばってよかった。がんばりが報われた気持ちになりました」と語った。また、DJ KOOは「試写会で泣きました。最高の映画です」と絶賛した。

【写真・文/編集部】

『はたらく細胞』は2024年12月13日(金)より公開
監督:武内英樹
出演:永野芽郁、佐藤健/芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、深田恭子/片岡愛之助/新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAI NO OWARI)/阿部サダヲ
配給:ワーナー・ブラザース映画
©清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会