現実社会に問いかけるAIサスペンス―Huluオリジナル『コンコルディア/Concordia』の55秒予告編と人物相関図が解禁された。
世界的⼤ヒット作となった「ゲーム・オブ・スローンズ」の主要プロデューサーの⼀⼈で、数々のエミー賞受賞歴を誇るフランク・ドルジャー。「ジョン・アダムズ」や「ローマ」、Huluで配信中の⼤型国際ドラマ「THE SWARM/ザ・スウォーム」など話題作を次々と⼿掛けるドルジャーが、新たにショーランナー兼製作総指揮を務める本作は、ドイツの公共放送局ZDF、中東のメディア企業MBC、フランス国営放送局グループFrance Televisions、そして⽇本のオンライン動画配信サービスHuluが参画する⼤型国際ドラマ。日本では11⽉8⽇(⾦)からHuluで独占配信(毎週⾦曜新エピソード更新/全6話)される。
今回、物語の発端となる「ある事件」に踏み込んだ55秒予告編と、その重厚な物語を構成する個性豊かなキャラクターを一目で把握することができる人物相関図が解禁された。
公開された55秒予告編では、AIテクノロジーが網羅された社会コンコルディアへ続く緑豊かな一本道、そしてコンコルディアを司る豪華なオフィスの外観が映し出されるシーンから始まる。ロンドンから派遣された危機管理官シア・ライアンが「機械学習による行動予測ができるのよね?」と何ものかに問いかけ、楽しげに暮らす理想の町、コンコルディアに住む人々の映像とともに「俺のアルゴリズムによって犯罪行為を予測している」と自信満々に答えたのは、CTO(最高技術責任者)であり、機械学習分野における天才で、コンコルディアのAIを作った人物A・J・オオバ(中島健人)だった。しかし「オリヴァーに何があったか突き止めないと」というセリフから場面は一転。AIにモニタリングされたこの町で、起こり得なかった殺人事件が起きたことが示唆され、疑念を抱えた人々の表情とともに不穏な空気が画面いっぱいに広がっていく―。
55秒予告編
併せて公開された人物相関図では、コンコルディアに対してそれぞれの思惑を秘めた幹部たちをはじめ、彼らを取り巻く、第2のコンコルディアを作ろうとする者、そしてそこに投資をしようとする者、またコンコルディアを脅かす存在となるフェイスレスという名のテロリスト集団など、本作で絡み合う個性豊かな登場人物による複雑な関係性が一目で分かる相関図となっており、ドラマが配信された際も、手元に置いて物語をより深く理解できる内容となっている。ついに明かされた、ある事件=殺人事件という事実。AIテクノロジーが網羅された社会、コンコルディアでは起こりえなかった殺人事件で、AIは何を見逃したのか-カメラとAIに囲まれつつある現実社会に問いかける―。
第1話 あらすじ
AIによってモニタリングされている町コンコルディアは誕生から20年を迎え、間もなくドイツに第2の都市が誕生しようとしていました。しかしコンコルディア本部の分析官オリヴァー・ミラーが殺害されたことで、この拡張計画の実施が危ぶまれます。そこでロンドンから派遣された危機管理専門家のシア・ライアンがコンコルディア内部の捜査主任イザベル・ラーソンと協力し、拡張計画を実施できるよう不安要素を取り除こうとします。やがて彼女たちの捜査でコンコルディアの中枢システムのセキュリティが破られていたことが判明。その件にオリヴァーが絡んでいることが分かり、コンコルディアと拡張計画は危険にさらされることに…。
Huluオリジナル『コンコルディア/Concordia』は2024年11月8日(金)より独占配信(毎週金曜新エピソード更新/全6話)
ショーランナー兼製作総指揮:フランク・ドルジャー
監督:バーバラ・イーダー
出演:ルース・ブラッドリー、ナンナ・ブロンデル、クリスティアーネ・パウル、シュテヴェン・ゾヴァー、中島健人 ほか
©Hulu Japan