『ゼンブ・オブ・トーキョー』の大ヒット御礼舞台挨拶が11月15日(金)にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われ、日向坂46 四期生の正源司陽子、渡辺莉奈、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花が登壇した。
アイドルデビューから2年の四期生にとって映画初出演となる本作。演技初挑戦の11人がメインキャストとして大抜擢され、東京を訪れた修学旅行生を等身大に演じる。今年5月に発売されたシングル楽曲「君はハニーデュー」で単独センターを務め、まもなく発売となる最新シングル「絶対的第六感」で藤嶌果歩とWセンターを務めるなど、次世代エースの呼び声が高い正源司陽子が主演として映画を引っ張っていく。監督を務めたのは熊切和嘉。これまでの作品群とはまったく異なる青春群像劇を作り上げ、新境地を切り拓いた。脚本を務めたのは福田晶平と土屋亮一。企画段階から11人に事前インタビューを行い、学生時代の思い出や、アイドルになる前のエピソード、東京への想いなどをヒアリング。それを基に、彼女たちのリアルな物語が盛り込まれた完全オリジナル脚本を作り上げた。
日向坂46としてさまざまな活動を重ねる中で「映画の撮影があったからこそ、より四期生の絆が深まりました。実質みんなで修学旅行に行ったようなものだと思っていて」という藤嶌は「東京を歩いていて、各所を見るたびに『ゼンブ・オブ・トーキョー』を思い出すんです。みなさんにとっても…」と話している途中で笑い出し、「話長かったですか?(笑)」と問いかけ、メンバーから「そんなことないよ」とフォローされると「みなさんにとっても東京の各所を巡った時に『ゼンブ・オブ・トーキョー』を思い出すような映画になってほしいと思っています」とアピールした。
また、「2024年は四期生はいろんなお仕事をさせていただいていて、ちょっとしんどいなと思う時もあったんですけど、この経験があったからこそ武道館3DAYSだったり、番組のライブも成功できたと思っています」という石塚は「来年以降に新たな壁にぶち当たることがあったとしても…話長いですか?」というと、メンバーからは「長くないよ!」と一斉にフォローし、「この映画を思い出したら、どんな壁も四期生なら乗り越えられる気がします」と笑顔を見せた。
初めて見る表情が多かったというコメントも寄せられている本作だが、小西は「バラエティ番組でも顔芸をやらせていただいていて」と言うと、MCから「どんな顔芸ですか?」と聞かれると実際に顔芸を披露し、「顔芸が光ってたねと言ってくださったり、うれしい言葉をいただいたので、顔芸をもっと磨いていこうと思いました。コメディエンヌを監督に褒めていただいたので伸ばしていきたい」と意気込んだ。
平尾は、劇中シーンが自身に重なる部分もあったようで「桐井智紗ちゃんが有川凛ちゃんに憧れてオーディションを受ける物語があったんですけど、私も日向坂が大好きで、ご卒業された渡邉美穂さんが大好きで、オンラインのお話会で『オーディション受けないの?待ってるね』と言ってくださった言葉がきっかけで受けたので」と明かし、「重なってちょうどいま五期生のオーディションが開催されているのもあって、エモい気持ちになりました」と笑顔を見せた。
【写真・文/編集部】
『ゼンブ・オブ・トーキョー』は全国で公開中
監督:熊切和嘉
出演:正源司陽子、渡辺莉奈、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実
竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花
小坂菜緒、真飛聖、八嶋智人
配給:ギャガ
©2024映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会