映画版続編となるドラマシリーズ版第1弾『連続ドラマW ゴールデンカムイ —北海道刺青囚人争奪編—』第8話のあらすじ、場面写真、注目ポイントが公開された。

累計発行部数2,900万部(2024年7月時点)を突破する大人気コミック「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプコミックス刊)の実写化プロジェクト。明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクションが多くのファンを魅了する。大ヒットを記録した映画版の続編となるドラマシリーズ版第1弾『連続ドラマW ゴールデンカムイ —北海道刺青囚人争奪編—』では、金塊の在りかを示す暗号が刻まれた刺青を背負った囚人狩りが本格化する。映画版のキャストである杉元役の山﨑賢人を始め、アシㇼパ役の山田杏奈、また眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷亮平、勝矢、木場勝己、玉木宏、舘ひろしらメインキャラクターが続投。さらにドラマシリーズ版からキロランケ役の池内博之、インカㇻマッ役の高橋メアリージュン、家永カノ役の桜井ユキ、奥山夏太郎役の塩野瑛久らも登場する。

本日11月24日(日)22時からは第8話が放送・配信される。第8話ではとあるコタンが舞台に。このくだりには、第3話に登場したアイヌの人たちが子どもたちを驚かせるために用いるキサラリ(耳長おばけ)が再び登場する。このキサラリが思わぬ事態を招くことになり…!?人間とは思えない牛山(勝矢)の力業、さらに逆上する杉元の感情が迸る、迫力の格闘シーンは大きな見どころ。山﨑賢人の迫真の演技で見せる杉元の激しい感情の起伏を、ぜひ画面越しに体感してほしい。また、どこか違和感のあるコタンに暮らすアイヌの女性・モノアを演じるのは渡辺真起子。このコタンの抱える秘密とは…?物語の鍵を握る彼女にも注目だ。

土方(舘ひろし)と内通していた白石(矢本悠馬)は、自分の裏切りが杉元にバレて殺されるのではないかという恐怖が次第に大きくなる。そのせいである行動に出るのだが、これが思わぬ方向へと事態を動かす。一方、片脚を失い自暴自棄になった二階堂(栁俊太郎)。そんな二階堂に鶴見(玉木宏)が、あるプレゼントを贈るのだが…。再現度が高いとすでに話題になっている天才銃器開発者・有坂(浅野和之)の初登場に加えて、このシーンには、原作ファンの中で密かな人気を博す(?)素性の分からない謎のキャラクターが登場する。現時点でキャスティングも明かされていないが、一体どのような形で登場するのか楽しみにしてほしい。

さらに、後半では変装を得意とする刺青囚人がその腕前を披露する場面が描かれる。2人の俳優の連携と絶妙な演出、特殊メイクのテクニックにより実現した、変装前・変装後の変化も見どころだ。

第8話のエンディングテーマを手掛けるのは、BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之とTHE NOVEMBERSの小林祐介によって結成されたロックバンド、THE SPELLBOUND。始動1年目からFUJI ROCK FESTIVALをはじめさまざまなロックフェス出演を果たし、TVアニメ「ゴールデンカムイ」第4期のエンディングテーマも担当している。そんな彼らは「雨ニウタレ命ナガレ」について、「人生を懸けて目指す場所があるということ――。大切な何かを探そうとすること――。『ゴールデンカムイ』に宿る人間の業や命の煌めきを、ダイナミックな音楽で表現した」と語っている。世界が開かれていくような感覚、旅立ちへの期待と不安とときめきを味わえるエンディングにご期待いただきたい。

第8話「沈黙のコタン」

偽物の刺青人皮を判別する望みをかけ、天才贋札犯・熊岸長庵
(徳井優)が収監されている樺戸監獄に向かう杉元一行は、途中でアイヌコタンに立ち寄る。コタンの人々の立ち振る舞いに違和感を覚えるアシㇼパ(山田杏奈)。ここは本当にアイヌのコタンなのか? 尾形(眞栄田郷敦)も怪しみ、本物のアイヌかどうかを試すような行動に出るのだが…。

第8話予告映像

『連続ドラマW ゴールデンカムイ —北海道刺青囚人争奪編—』(全9話)は2024年10月6日(日)22時よりWOWOWで独占放送・配信
出演:山﨑賢人
 山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、栁俊太郎、塩野瑛久/矢本悠馬
 大谷亮平、高橋メアリージュン/桜井ユキ、勝矢
 池内博之、木場勝己、大方斐紗子/井浦新
 玉木宏・舘ひろし
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