『モアナと伝説の海2』のジャパンプレミアが11月28日(木)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、屋比久知奈(モアナ役)、小関裕太(モニ役)、鈴木梨央(ロト役)、ソニン(マタンギ役)が登壇した。

第89回アカデミー賞®、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされた『モアナと伝説の海』は、壮大で美しい海が広がる南太平洋のポリネシアにインスパイアされた楽園のような島々で語り継がれる神秘的な伝説を基に、海を愛する少女“モアナ”が、傷つき悩みながらも、自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る物語。日本では2017年に公開され、観客動員数423万人、最終興行収入51.6億円を超える大ヒットを記録した。そして、続編となる本作『モアナと伝説の海2』は海を愛する“モアナ”が新たな運命へと漕ぎ出す冒険物語を、ディズニーらしい至極の音楽が彩る感動のミュージカルアドベンチャー。アニメーションとは思えない、南の島や美しい空、そして海のリアルな描写と壮大なスケールの物語が描かれる。

待望の続編となる本作に「私自身がこの作品の大ファンで、たくさん勇気をもらったし、たくさん元気をもらってきた作品なので、モアナの新しい冒険をみなさまに見ていただけることがとてもうれしい」と話す屋比久。

前作から3年後を描く本作では、新たな仲間とともに冒険に出るモアナ。そんな本作の“仲間の絆”について「仲間たちもモアナに背中を押され、モアナ自身も仲間に背中を押され、一人では乗り越えられないはドルを乗り越えていく部分が前作よりもパワーアップして届く」と本作に込められた思いを語り、「改めて映像美と音楽が癒される。そのエネルギーは言葉に代えがたい」と語った。

前作でも音楽が話題を呼んだが、「前作ではモアナは海に対する憧れを持っていて、今いる場所から外の世界に漕ぎ出していきたいという希望を持った明るい楽曲を歌わせていただいた」という屋比久だが「19歳になったモアナだからこそ、経験だったり、やってきたことに対する責任感、使命感、そこからその先の試練に向かっていかなきゃいけないという恐怖とか葛藤。大人になったモアナならではの繊細な葛藤、迷いが描かれている楽曲なので、気持ちの流れを感じていただけるように歌いたいと思いますし、モアナならではの強い気持ちを持って、勇気を持って一歩踏み出して、前に進んで越えていこうという強い気持ちを持って」と歌唱に込めた思いを語った。

また、「たくさんのジャンルの楽曲が入っている」と話す小関は「『ビヨンド』は心にグッときました。ウルっときました。感動ポイントでもあります」と話し、さらに『最高の世界』という楽曲について「聞いていると歌いたくなるしワクワクする楽曲」と語った。

さらにイベントでは、屋比久が劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」を生歌唱、屋比久・小関・鈴木・ソニンの4人で劇中歌「帰ってきた、本当にわたしに」を生歌唱し、ダンサーやコーラスも交えて、会場を沸かせた。

「1人で歌うのはやっぱり寂しいので、仲間たちが一緒に、たくさんの人たちで一緒に歌えて楽しかったです」と笑顔を見せた屋比久。小関は「この歌から始まっていくので、鳥肌立つんじゃないかと思います」と語った。

最後に屋比久は「この作品を通して、少しでもみなさまが元気になってくれたり、一歩踏み出してみようと自身を持って前に進む後押しをしてくれる作品だと思うので、大きなスクリーンと音響で全身で楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『モアナと伝説の海2』は2024年12月6日(金)より全国で公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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