染井為人による小説を実写映画化した映画『正体』が公開3日間で興行収入2億円突破の大ヒットスタートを切った。

藤井道人監督が手掛ける、極上のサスペンスエンタテイメントが誕生する。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける主人公の鏑木(横浜流星)。沙耶香(吉岡里帆)は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。和也(森本慎太郎)は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。舞(山田杏奈)は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。刑事の又貫(山田孝之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた―。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは?彼は、凶悪犯なのか、それとも無実の青年なのか―。

かねてよりマスコミ・関係者でも話題を呼び、試写でも評価が高かった本作。11月29日(金)に満を持して公開初日を迎えると、11月29日(金)~12月1日(日)の3日間で興行収入202,412,700円、劇場動員数165,647人を記録し、週末興行収入ランキングで初登場1位の大ヒットスタートを切った。

期待を胸に劇場に足を運んだ観客は、鑑賞後にSNSで「間違いなく今年見た中で一番良くて、涙が止まらなかった」「久々にぼろぼろ泣いた」「ああ、思い出してまた泣きそう」「予想を裏切る希望のあるラスト」など、鏑木を演じる横浜流星の渾身の演技そして希望のあるエンディングに、感動が止まず号泣する観客が後を絶たない。「他人と向き合うこと、信じることの意味や力を改めて考えさせられました」「信じる力って凄いって思った。家族、友達と笑い合ってる当たり前の日々がすごく大切なものなんだって気付かされた」など、今の時代に突きささるテーマ“信じること”の力を再認識する来場者も多いようだ。

満足度調査では97.7%(「大変満足」80.0%、「満足」17.7%/※11月29日~12月2日鑑賞者アンケート、(株)MSS調べ)と高評価。各映画サイトでも軒並み高い評価が続いており、Filmarksでも★4.1を獲得するなど(12月2日正午現在)、SNSや口コミで絶賛の声が広がりをみせている。

『正体』は全国で公開中
監督:藤井道人
出演:横浜流星
 吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈
 前田公輝、田島亮、遠藤雄弥、宮﨑優、森田甘路
 西田尚美、山中崇、宇野祥平、駿河太郎/木野花、田中哲司、原日出子、松重豊
 山田孝之
配給:松竹
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