『はたらく細胞』の細胞大集合プレミアが12月4日(水)に都内で行われ、永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、新納慎也、小沢真珠、Fukase、武内英樹監督が登壇した。

細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)。2015年連載開始とともに話題沸騰、2017年にフランスの新聞『ル・モンド』が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど国内だけでなく世界中から注目を集め、2018年のアニメ化でさらにブームは過熱。以後、現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数1,000万部を超えるメガヒットを記録。そして、日本を代表する超豪華キャスト×スタッフ陣によって実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、日本映画最大級のスケールで描く映画『はたらく細胞』。

「たくさんの方々が力を合わせて面白く楽しい映画ができました」と自信を見せた永野、佐藤は「『はたらく細胞』のチームの一員になれたことをうれしく思っています」と挨拶、人間の役を演じた芦田は「細胞さんがたちがこうなっている時に、人間は外でこうなっているんだと、自分に置き換えて、見てくださったみなさんが考えやすくなっていただければいいなという思いで演じさせていただきました」と挨拶した。

また、「参加させていただけることが光栄でうれしくて。完成したものを見てもあっという間に楽しく見れて、笑って泣けて勉強になって」と話す板垣は「この細胞たちが自分の中にいるんだなと思うと、自分の体のことが愛おしくなって。この映画を見て初めて人間ドッグに行って。自分とも向き合えるし、誰かのことを大切に思える映画になっている」と語った。

そんな中で「なんでだか悪役しかオファーが来ないんですけど今回も悪役です」というFukaseは「ただの悪人というわけではないので、うまく表現できていればと思っています」と笑いを誘いつつ挨拶した。

劇中では水族館に行くシーンがある芦田は「水族館の席に行ったら周りのエキストラさんが濡れていらっしゃって、様子がおかしいぞと思ったら、シャチに水をかけられて、知らなかったので本当にドーパミン全開で楽しかった」と振り返ると、そのシーンで共演した加藤清史郎も「すごかったよね。僕たちをめがけて水をかけてくるので。『濡れるとは思います』とは聞いていたら思ったよりびしょびしょで」と明かした。一方で「デートは濡れたほうがいいらしいですよ」という佐藤に、永野は「どこの情報ですか?」とツッコミを入れ、佐藤は「吊り橋効果じゃないですけど。『はたらく細胞』も濡れますよね」と4Dの宣伝につなげた。

最後に永野は「本当に楽しく面白い映画です。私自身が脚本を知っていながら映画を見た時にこんなに笑って泣くかと思いました。一人でも多くの方に映画が届いて、みなさんが自分の体を大切にしながら年末年始を過ごしてくれたら」、佐藤は「子供たちが喜んでくれたらいいな、子供たちが笑ってくれたらいいなと思っています。こういう映画が生まれたことが嬉しいし、携われたことが光栄だし、こういった映画がヒットしてほしいと思います」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『はたらく細胞』は2024年12月13日(金)より公開
監督:武内英樹
出演:永野芽郁、佐藤健/芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、深田恭子/片岡愛之助/新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAI NO OWARI)/阿部サダヲ
配給:ワーナー・ブラザース映画
©清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
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