ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『モアナと伝説の海2』の「ビヨンド ~越えてゆこう~」トリビュートコレクションアーティストにこっちのけんと、星街すいせい、川崎鷹也、よみぃ&井上苑子が決定し、併せて星街すいせいが歌うミュージッククリップが解禁された。

第89回アカデミー賞®、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされた『モアナと伝説の海』は、壮大で美しい海が広がる南太平洋のポリネシアにインスパイアされた楽園のような島々で語り継がれる神秘的な伝説を基に、海を愛する少女“モアナ”が、傷つき悩みながらも、自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る物語。日本では2017年に公開され、観客動員数423万人、最終興行収入51.6億円を超える大ヒットを記録した。そして、続編となる本作『モアナと伝説の海2』は海を愛する“モアナ”が新たな運命へと漕ぎ出す冒険物語を、ディズニーらしい至極の音楽が彩る感動のミュージカルアドベンチャー。アニメーションとは思えない、南の島や美しい空、そして海のリアルな描写と壮大なスケールの物語が描かれる。

今回、モアナが自分を信じ進み続けようと決意する劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」を話題のアーティストたちが独自のアレンジを加え歌唱するトリビュートコレクションの実施が決定した。トリビュートコレクションアーティストとして参加するのは、「第75回NHK紅白歌合戦」の初出場が大きな話題を呼んでいるマルチクリエイターのこっちのけんと、YouTubeチャンネル登録者が250万人を越えるホロライブ所属のバーチャルアイドル星街すいせい、「魔法の絨毯」のストリーミング累計が4億回再生を突破するシンガーソングライター川崎鷹也、YouTuber・ピアニスト・作曲家として活躍するよみぃ&シンガーソングライター井上苑子。そして、星街すいせいがモアナ風の衣装をまとい歌うミュージッククリップが解禁された。

劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」は主人公モアナが愛する人々のため、二度と戻れないかもしれない危険が待つ航海へ向かう中で、どんな迷いや葛藤も越えてゆこう、自分を信じて進み続けようと決意する気持ちを力強く歌う曲。トリビュートコレクションではこの楽曲が背中をそっと押すように寄り添い、共に一歩踏み出す力となれるよう、より多くの方々に届けたいという思いが込められた企画で、迷いながらも自分を信じて進み続ける強い意志と、新たな世界に挑み続ける勇気を体現するアーティストが集結して実現。話題のアーティストたちが「ビヨンド ~越えてゆこう~」を独自に解釈し、それぞれの魅力を発揮し歌い上げている。

そんなトリビュートコレクションアーティストに選ばれたのは「はいよろこんで」がSNSを含む総再生回数140億回を突破する大ヒットとなったこっちのけんと。日本のみならず海外チャートでも1位を獲得するなど、大きな注目を浴びているマルチクリエイターだ。実体験をもとにした人間味のあるパワフルだけどどこか繊細な楽曲で、経験をしたことがなくとも聞いた人が「自分事」として捉えてしまう共感性の高い歌詞が特徴で若い世代を中心に人気を誇っている。「率直に言うと嬉しいなんですけど、僕、学生時代にアカペラをやっておりまして、その時にずっと4年間ディズニーソングのカバーをずっとやっていたので、まさかこういう形で参加させていただけるとは思ってなかったので、めちゃくちゃ嬉しいです。」と、学生時代から念願だったディズニー作品への参加への大きな喜びを語った。

そして、歌を武器に圧倒的な存在感を放ち、ミュージックシーンを切り拓いているバーチャルアイドル星街すいせい。YouTubeチャンネル登録者は250万人を越え、楽曲『ビビデバ』が大ヒットし高い人気を誇っている。星街は「ビヨンド」の歌唱について「不安や緊張感を内包しながらもワクワクとした期待感を込めて歌いました。モアナは自分の芯を持つ強い女の子だと私は思っているので、芯を持った伸びやかな歌声になるよう意識しました。」と語り、「私自身も『昔からの風習がなんだ!私が今やってみたいからやるんだ!』って気持ちをいつも持って活動しているので、モアナの好奇心旺盛な部分にとても共感します。」とモアナに共感した部分を明かした。

また、一度聴いたら忘れられないハスキーな歌声と美しいビブラート、癖になるメロディーラインが魅力の川崎鷹也。映画『魔女の香水』やNHK夜ドラ『褒めるひと、褒められるひと』に出演するなど俳優としても活躍している。川崎は歌唱について「この楽曲には壮大さであったり、自分自身や未来への鼓舞、さらには根底に秘めたる愛や儚さ、哀愁までも込められていると感じました。だからこそ原曲やご本人の歌声がベストです。それを理解した上で自分にしかできない歌い回しや魂の込め方を意識しました。メロディーラインの綺麗な旋律を大切に細かいニュアンスやメロディの落とし方に細心の注意と敬意を払いながら歌わせて頂きました。」とコメントを寄せた。

さらに、YouTubeメインチャンネル登録者数271万人超えのYouTuberであり、ピアニストや作曲家としても活躍するよみぃと、「点描の唄(feat.井上苑子)/ Mrs. GREEN APPLE」がストリーミングサービスで5億回再生を突破し歌手としてだけでなく、映画やドラマ、CM、YouTubeなどへもマルチに出演するシンガーソングライターの井上苑子がタッグを組んだ。よみぃの美しいピアノ演奏に乗せて、井上苑子が壮大に歌い上げるファンには堪らない共演が実現した。よみぃは楽曲のアレンジについて「原曲では海を想像させるような楽器や音色の表現が多く登場しますが、ピアノ一台での演奏で原曲の壮大な雰囲気をどこまで再現できるかが鍵になると思っています。そのため、あえてピアノ的なメロディ、フレーズはあまり使わず、和音を打楽器風に鳴らすような伴奏が入っています。」とこだわりを明かし、井上は「モアナの葛藤や前向きな強さを歌声に反映できたらと思い、歌いました。海に選ばれたモアナは諦めずとことん突き進んでいく強さを持っていると思うのですが、私も音楽を11歳から続けているので、まっすぐに音楽人生を歩んでいることを肯定してもらえたような気がしました。」と語った。

さらに星街は本作に一言声優として参加しており、マウイが着地した際に巻き上がった砂を被る村の女性を演じた。星街は「砂まみれになる役です!笑。見た目から年齢を想像して、年齢を感じられるように頑張りました!」とアフレコ時の様子を振り返った。そして星街が歌うミュージッククリップが解禁!星街もモアナが着ているような赤いスカートと白いトップスをまとい、青色のペンダントを身に着けた姿で登場し、美しい伸びやかな歌声で「ビヨンド」を歌い上げている。星街すいせい以外のこっちのけんと、川崎鷹也、よみぃ&井上苑子のカバーコレクションが順次公開予定だ。

星街すいせいが歌う「ビヨンド」

『モアナと伝説の海2』は2024年12月6日(金)より全国で公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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