ABEMAオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』第5話の放送された。
本作『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』は、事件から政治や芸能、裏社会まで幅広いフィールドを題材に執筆活動を続ける作家・沖田臥竜のクライム・ノベル「INFORMA」シリーズ最新作「INFORMAⅡ -Hit and Away-」を原作に、同氏が監修も務め、2023年に放送されたドラマ『インフォーマ』の新シリーズ。前作の『インフォーマ』同様、木原慶次郎役は桐谷健太が、三島寛治役はGENERATIONSの佐野玲於が演じる。さらに新キャストとして、莉子、池内博之、二宮和也らが出演。前作と同様に、企画・プロデュースは『正体』、『青春18×2 君へと続く道』、『ヤクザと家族 The Family』など話題作を手掛ける藤井道人が担当し、監督・脚本は映画を中心にCM、テレビドラマなど様々な作品に携わるBABEL LABELの逢坂元が務める。
以下、本記事には第5話のネタバレを含みます。
タイのマッサージ店に身を寄せていた木原(桐谷健太)、三島(佐野玲於)、広瀬(莉子)は、盗んだマイクロチップに記録された情報を確認し、そこには公安が隠蔽してきた数々の事件にまつわる情報が保存されていた。これは闇バイト殺人事件の被害者である中本が公安から盗み出したものであり、中本がこの情報を裏社会に売って利益を得ていたため、“偽インフォーマ”こと鬼塚(池内博之)に狙われたことが明らかになる。
マイクロチップ内の情報を見た三島は「これはすごいスクープ」と興奮。しかし、木原は「俺はあくまでも情報屋や。ちゃんとクライアントがいる。これを日本に持って帰るのが仕事や」と語る。
木原たちの居場所をつきとめた鬼塚、優吉(兵頭功海)、二階堂(SUMIRE)は奪われたマイクロチップを取り戻すため木原のもとへと急ぎますが、同じくマイクロチップを狙うタイのマフィアが鬼塚より先に到着。木原がマイクロチップが入った壷を見せるとニヤリと笑い、早く渡せと要求するが、その取引の最中にタイ警察が指名手配犯である木原と三島を捕まえるため突入。店内は混乱状態に。銃撃戦の中、三島と木原は決死の覚悟で路上に飛び降りるが、鬼塚に待ち構えられ、木原は銃撃されてしまう。
盗んだ車で港を目指す木原と三島。しかし、鬼塚とマフィアのボスに挟まれ、銃撃を受け続ける。三島の運転する車は港の直前で横転。瀕死の木原に三島は「木原さん、死んじゃダメですよ!一緒に帰りましょう!」と声をかけますが、鬼塚、優吉、二階堂が追いつきます。鬼塚に銃を向けられた三島は「もうダメだ…」と死を悟る。しかし、その瞬間、木原が鬼塚を撃ち、「諦めるなよポンコツ、迎えが来たぞ」と呟きます。上空にはトビオが運転するヘリコプターが現れ、一行はなんとかタイから脱出する。
一方、東京の捜査本部では「闇バイト殺人事件」に警察が絡んでいることを察知した高野(二宮和也)と丸山(高橋和也)が独自で捜査を進めており、会話を交わす。丸山から、「闇バイト殺害事件」の被害者であり元公安の中本(渡辺いっけい)と親しい人物から、公安が隠蔽した事件ファイルの存在、そして中本が公安の落ちこぼれで不満を周囲に漏らしていたことを聞いた高野は、この情報を信じがたいとしつつも、探りをいれることに。そして公安に入りパソコンを確認したところ、実際にそのファイルが存在していたことに気づく。
高野は丸山に機密ファイルは実在したことを伝える。丸山は捜査本部に報告すると意気込むが、高野は「人は誰しも権力に屈する。ここからは誰も信用できない。十分に気をつけて」と告げて、本部へ送り出す。しかしその直後、丸山を追いかけ、機密ファイルの存在を知っている者はいるか?と問いかけた後に丸山を銃殺。さらに、高野は誰かに電話をかけたかと思えば、なんと電話木原の声が…木原は「ご依頼のブツは日本に帰国した」と告げます。木原のクライアントだったことが発覚した高野は、いったい何を企んでいるのか―。
ラストシーンで、二宮和也演じる警視正・高野が<闇バイト殺人事件>の捜査を共に進めていた、高橋和也演じる刑事・丸山を銃殺するというまさかの展開には、視聴者も思わず戦慄。これまで丸山を慕っている様子を見せていた高野が、冷酷な目つきで倒れ込んだ丸山を見下ろす姿には「えええ?!」「衝撃」「なんで…?!」「怖すぎる」「待って鳥肌立った」とその豹変っぷりに衝撃を受けるコメントが続出した。波乱の展開を迎えた『インフォーマ-闇を生きる獣たち-』はABEMAにて全話無料見逃し配信中。
『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』
2024年11月7日より、毎週木曜日23時より1話ずつ放送(全8話)
番組ページ: こちら
※前作『インフォーマ』配信ページは こちら
出演:桐谷健太、佐野玲於、莉子、池内博之、二宮和也、一ノ瀬ワタル、MEGUMI、山中崇、北香那、般若、大島涼花、二ノ宮隆太郎、高橋和也、森田剛
©AbemaTV,Inc.