ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『モアナと伝説の海2』のマウイが歌う楽曲「できるさ!チーフー!」の本編映像が解禁された。

第89回アカデミー賞®、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされた『モアナと伝説の海』は、壮大で美しい海が広がる南太平洋のポリネシアにインスパイアされた楽園のような島々で語り継がれる神秘的な伝説を基に、海を愛する少女“モアナ”が、傷つき悩みながらも、自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る物語。日本では2017年に公開され、観客動員数423万人、最終興行収入51.6億円を超える大ヒットを記録した。そして、続編となる本作『モアナと伝説の海2』は海を愛する“モアナ”が新たな運命へと漕ぎ出す冒険物語を、ディズニーらしい至極の音楽が彩る感動のミュージカルアドベンチャー。アニメーションとは思えない、南の島や美しい空、そして海のリアルな描写と壮大なスケールの物語が描かれる。

前作の壮大な冒険から3年。海と特別な絆で結ばれた主人公・モアナは、《すべての海をつなぐ1000年にひとりの“導く者”》となり、彼方の島にいる人々を探すため、世界をふたたびひとつにする航海に繰り出す。新たな旅の仲間たち、そして半神半人の英雄で心強い相棒・マウイとともに冒険にでるモアナ。つよい信念をもって航海にでたモアナだったが、行く先に立ちはだかるのは、冷酷なココナッツの海賊カカモラや、コウモリを従えてモアナを惑わすミステリアスな存在・マタンギ、そして強大な力を持つ嵐の神ナロといった強大な相手達。幾度となく直面する困難にくじけそうになるモアナをはげますのが、一番の相棒であるマウイだ。今回解禁された映像でマウイが歌う楽曲「できるさ!チーフー!」は、落ち込んだモアナを励ますパワフルなナンバーである。

巨大な釣り針を大きく振り回しながらマウイは「おまえだけが創れるヒストリー」「これは運命」と、モアナの進むべき道を示しながら、前向きで力強い言葉を投げかけ、前作でも多くのファンに人気を博したラップ調で力強く歌い上げる。「できるか やれるか チーフー!」とマウイらしさ全開で励ます姿と、これぞディズニー・ミュージカルといったアニメーション演出にも注目だ。一足先に本作を鑑賞したファンからは、「全部好きだけど、マウイの歌がめっちゃ好き」「神曲が波のように耳に心に押し寄せた」「マウイのモアナの絆が尊すぎる」「やっぱこのバディって最高」と、楽曲への反応と共に、さらに本作で強くなったモアナとマウイの絆に感動する声が続出している。

この楽曲を歌いあげたマウイ役の尾上松也は「(前作の)『俺のおかげさ』は自分を自慢する歌だったのですが、今回はモアナの背中を押すような歌になっています。歌詞の中でもモアナに言っているのですが、とにかく自分の道を切り開け、頑張れという歌詞ですので、悩んでいる方など、なにかに挑戦したいけど踏み出せない方に聞いていただいて、ぜひ勇気をもって飛び出せるきっかけになる歌になったら嬉しいです」と話すように、作品を飛び越えて、力強い勇気を与えてくれる本楽曲。

そして前作『モアナと伝説の海』から使用されている1曲を除く全楽曲の日本語訳詞を担当したDiggy-MO’は「できるさ!チーフー!」について「インパクト大です!大胆なキャラクターの演出とともに、作品全体の雰囲気を独創的に煽ってくるのでグイグイ気持ちが巻かれていく曲ですね」と話すとともに「物語全体の中での機能美を考えた場合、作り込んでいく『詩的な』『音楽的な』マニアックなこだわり以外に、老若男女、幅広い層の方たちにも“ナチュラルに親しんでいただけるようなものづくり”というのも、自分の念頭にかなり大きな割り合いであったので、そういった塩梅を探っていくのも興味深く、すべての過程の中でとても勉強になりました。」と訳詞制作の秘話について語った。さらに「次の世代へと繋いでいく子どもたちが、ふと口ずさんでいたり、あるいは、難しいけどちょっと挑戦してみたくなるような気持ちが自然と芽生えていたり、そんな理想に叶うことができたならば、それが一番素敵でうれしいことだなと思っています。」と、誰もがつい歌いたくなるような楽曲に仕上げたと話している。

劇中歌「できるさ!チーフー!」本編映像

『モアナと伝説の海2』は2024年12月6日(金)より全国で公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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