幕張メッセで開催中の「東京コミコン2024」にて12月8日(日)に行われたセレブ・ステージに、マッツ・ミケルセン、ヒュー・ダンシーが登壇した。

2016年12月に第1回の開催から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設けている「東京コミコン」。昨年12月に開催された「東京コミコン2023」でも数多くのコミコンファンが駆けつけ、過去最高の来場者数を記録した。今年は12月6日(金)~12月8日(日)に千葉・幕張メッセで開催される。

ドラマ『ハンニバル』で共演したマッツとヒュー。「昨夜、神戸牛を食べました。ものすごくおいしかったので、ダントツで私の食べ物リストのトップになりました」と明かすヒューだが「私は和食は何でも好きです」ともコメント。マッツも「同じように和食であれば何でも好きなんですけど、昨夜神戸牛をいただいて本当に素晴らしいと思いました」と共感しており、さらに「私は寿司が好きです。いくらでも食べられます」と明かした。

『ハンニバル』での共演の際には「トロントで私たちが撮影していたときは真夜中だったんですけど、マッツさんは出番がなかったんですけどセットに来てくださった」と明かすヒューは「私は血だらけになっていたんですけど、そこにやってきたマッツさんが素敵なセーターを着ていたんです。血だらけになっている私を見て、そうかこういう番組なんだと納得しました」と振り返った。

一方で、マッツは「私は外国人なのでどのように英語をしゃべるかをいつも気にしています。ヒューさんはイギリス人なんですけど、セットにいるヒューさんを見て『アメリカ人だっけ?』と思ったんです。でも撮影を終えるとイギリス発音になっているので、役柄としてアメリカ人だったんだと。脚本を見ると、小さな字でアメリカ人と書いてあったので、そうだ、僕たちは役者だったんだと思いました」と明かした。

また、マッツのデンマーク語講座を楽しみにしているというファンからのコメントに「去年は“愛してる”を教えてくれたので今回は“会えてうれしい”を教えてほしいと言われ、考え込んだ結果、デンマーク語を披露したマッツだが「同じ意味で投げキスがあります。そのほうがいいかもしれない」と笑顔を見せ、会場を沸かせた。

今回初来日となったヒューは「実は今回は一昨日来日して今晩には立たないといけない。絶対に戻ってきたいですし、神戸牛のレストランに行きたい」と語った。マッツは「いつも温かく迎えていれてくださって、いろいろなことを全部受け止めてくださるのがありがたいです」と感謝を伝えた。

【写真・文/編集部】

東京コミコン2024は2024年12月6日(金)~8日(日)に幕張メッセ 展示ホール1~5で開催
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