『ELLE CINEMA AWARDS 2024』授賞式が12月9日(月)に都内で行われ、エル ベストアクトレス賞を河合優実が受賞した。

その年に公開された映画の中から、エルが選ぶベスト作品を決定する「エル シネマアワード」。今年は、『エル・ジャポン』創刊35周年であると同時に「エル シネマアワード」は10周年を迎える。文化人やジャーナリスト、エル・エディターなどの投票によって、2024年に公開された映画の中からベスト映画「エル シネマアワード」を決定するほか、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」、日本の映画界で輝く女優に贈る「エル ベストアクトレス賞」、新世代をけん引する映画人男女2人に贈る「エル・ガール ライジングスター賞」、優れた監督に贈る「エル ベストディレクター賞」、映画界に革新を巻き起こした人に贈る「FENDI賞」が発表され、さらに、今年から映像コンテンツの分野でユニークな活躍をした人に贈られる「話題賞」が新設された。

『あんのこと』『ナミビアの砂漠』でエル ベストアクトレス賞を受賞した河合優実は「2年前にライジングスター賞をいただいたので、その時はコロナで授賞式がなくて。今回皆さんの前で素晴らしい賞をいただくことができて嬉しいです」と喜びを見せた。

2作品については「撮影した時期は『あんのこと』が2022年の終わりで、『ナミビアの砂漠』は2023年9月なので開きはあるんですけど、どちらも私にとっては大きな作品で。この先きっと何年も、自分がこういう風に映画を作れたということを糧にしていけるような、大切にみんなが力を合わせてやるべきことをやっているモノづくりでした」と振り返った。

また、「今年、本当にありがたいことに素敵な作品がたくさん世の中の皆さんに見ていただけて、大きい反響をいただけて。今まで自分が届いていると想像していなかった人たちにもたくさん作品が届いていると実感した。でもかなりずっと走っていた印象があるので、自分の中にインプットすること、勉強すること、感動することを忘れない1年に来年はしたいです」と語った。

「ELLE CINEMA AWARDS 2024」受賞者

【エル メン賞】山﨑賢人
【エル ベストアクトレス賞】河合優実
【エル・ガール ライジングスター賞】萩原利久
【エル・ガール ライジングスター賞】桜田ひより
【エル ベストディレクター賞】山中瑶子
【FENDI賞】仁村紗和
【話題賞】アンナ・サワイ

【写真・文/編集部】