『はたらく細胞』の公開記念舞台挨拶が12月13日(金)に109シネマズ川崎で行われ、永野芽郁、佐藤健、山本耕史、武内英樹監督が登壇した。
細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)。2015年連載開始とともに話題沸騰、2017年にフランスの新聞『ル・モンド』が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど国内だけでなく世界中から注目を集め、2018年のアニメ化でさらにブームは過熱。以後、現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数1,000万部を超えるメガヒットを記録。そして、日本を代表する超豪華キャスト×スタッフ陣によって実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、日本映画最大級のスケールで描く映画『はたらく細胞』。
舞台挨拶に登壇したキャスト陣は、さっそく『はたらく細胞』仕様の劇場内装飾に大興奮。永野は「すごくありがたいです!映画館で公開していただけることを願って、こうして作品を広める活動をさせていただいてきたので、劇場のみなさんがこうして素敵な装飾で協力してくださるのはとても嬉しいです!」と感激の様子。
佐藤は「ほかの作品に申し訳ないぐらい装飾していただいて…」と恐縮しながらも「なんでこんなに応援してくださるんだろう?ヒットのにおいがしたのかな(笑)原作のパワーもあると思いますが、すごく嬉しいですね」と冗談交じりで喜びを伝えた。山本も「こんなに劇場内が装飾されていたり、スタッフさんたちが衣装を着てくださっている姿も、見たことないですね!劇場までの通路も飾りがすごかったですよ」と気合いの入った装飾を大絶賛していた。
今回の舞台挨拶の地・川崎についての印象を問われると、山本は「先日ドラマの仕事で来たんですが、川崎と言えば市原隼人くんの地元だと思ってLINEで連絡しました。LINEなのに(声マネしながら)『すいません、行けません…』って市原隼人の声が聞こえたような気がしました」と語り、会場は大爆笑に。さらに撮影時にエピソードの話題では、永野が「激しいシーンの撮影の後も、みなさんスーンってすぐ元に戻っていました」とキャスト陣の様子について語ると、すかさず佐藤が「カットがかかってもスーンっとしないのは、イッチーぐらいです(笑)熱い気持ちが途切れないので」と、再び市原隼人の名前を出し会場を沸かせた。
観客から大好評のアクションについて話が及ぶと、永野は「佐藤さんと山本さんのアクションはすごかったです!現場で臨機応変に話し合いながら変えていかれる姿を見て、なんてすごい人たちなんだと思いました」と目を輝かせながらコメント。佐藤は「信頼しているアクションチームだったので」と余裕の表情を見せながらも、「一番大変だったのは、ぶつかって白血球の白塗りがはげることですね」と意外な苦労を挙げ、これには武内監督も「ちょうど撮影が花粉症の時期だったので、佐藤さんがずっと鼻をかんでいて、そこだけ肌色になっちゃって、大変でしたね(笑)」と撮影秘話を明かした。
また、山本が「もちろん事前に稽古をしていますが、現場に行ってみないとわからないことも色々ありますね」と語ると、佐藤が「僕は現場で大変なことがあると、『できない!』とダダをこねます」と言い、これに対し山本が「見たことない!」、永野が「嘘ばっかり!」とすかさずツッコミ。さらに佐藤が「一番ダダをこねたのは、現場に毛虫がめちゃくちゃいた時。それは本当にダダをこねましたね」と続け、「何のシーンで?」と問われると「12年前の『るろうに剣心』の時です!」とまさかの回答が飛び出し、永野と山本が「なにそれ!」と声をそろえ、細胞キャストとして抜群のチームワークも披露した。
【提供写真、オフィシャルレポート】
『はたらく細胞』は公開中
監督:武内英樹
出演:永野芽郁、佐藤健/芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、深田恭子/片岡愛之助/新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAI NO OWARI)/阿部サダヲ
配給:ワーナー・ブラザース映画
©清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
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