映画『【推しの子】-The Final Act-』の前夜祭舞台挨拶が12月19日(木)に丸の内TOEIで行われ、櫻井海音、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、金子ノブアキ、スミス監督が登壇した。
2020年に週刊ヤングジャンプにて赤坂アカと横槍メンゴのタッグで連載開始された【推しの子】は伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーに衝撃が走り、幅広い世代に話題沸騰。コミック累計1,800万部を売り上げ(2024年8月現在)、アニメ第2期も放送中と勢いは止まらない。そんな中、本格始動となった実写映像化プロジェクトでは、主演の櫻井海音ほか、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、成田凌など今をときめく最旬キャストが集結。さらに吉田鋼太郎、倉科カナ、金子ノブアキ、安達祐実、志田未来らキャスト陣が脇を固める。
映画公開初日を翌日に控え、「ものすごくうれしい気持ちでいっぱいです」と挨拶した櫻井は一言で感慨深いと言ってしまえばそう」と考えつつ、「撮影をしていたのが1年前、オファーをいただいたのが約2年前になるんですけど、その時に感じていたプレッシャーだったり、これだけの人気作を実写化することに対しての怖さから逃げなくてよかったなと今ここに立ってより強く感じています」と語った。
52の国と地域でも公開されるという本作には「すごいですよね」と驚きを隠せない様子の櫻井だが「原作の持っているパワーを我々もお貸しいただいて、世界中のいろんな方に届いて、広まっていって欲しい気持ちです」と明かした。
ドラマシリーズが11月28日に配信開始されているが「見てくださったすべての方にお礼を申しあげたい」という齋藤は「とてつもない人気の作品ですから、賛否の賛があれば嬉しいですけど、もちろん否はスタッフの皆さんも演者の皆さんも覚悟していたと思います」と語りつつ、「私が演じた星野アイさんは特別な気がしていて。最強で無敵な人を生身の人間が演じるということなので、撮影期間から今もずっと緊張の糸が張りつめていると感じます」と心境を語った。
そんな中でも「最大限の敬意をもって誠心誠意みんなで作り上げてきた作品です。ラマシリーズでそれが伝わっていたのなら嬉しいことです」といい、「映画でさらにその覚悟が皆さんに何かしらの形で受け取っていただけるのであれば、それは幸せなこと」と語った。
【写真・文/編集部】
Amazon Originalドラマ『【推しの子】』(全8話)はりPrime Videodで世界独占配信中、映画『【推しの子】-The Final Act-』は12月20日(金)より東映配給にて全国で公開
演出(配信ドラマ):スミス、松本花奈 監督(映画):スミス
出演:櫻井海音、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 ©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会