『はたらく細胞』のメガヒット!記念舞台挨拶が12月23日(月)に新宿ピカデリーで行われ、永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、武内英樹監督が登壇した。

細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)。2015年連載開始とともに話題沸騰、2017年にフランスの新聞『ル・モンド』が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど国内だけでなく世界中から注目を集め、2018年のアニメ化でさらにブームは過熱。以後、現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数1,000万部を超えるメガヒットを記録。そして、日本を代表する超豪華キャスト×スタッフ陣によって実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、日本映画最大級のスケールで描く映画『はたらく細胞』。

今回の舞台挨拶が本作ではイベントということで、佐藤と永野がお互いへのメッセージを伝えることに。多くの観客に見守れながら「こんなにたくさんの方の前でやることでしょうか?恥ずかしいです」と照れ笑いを浮かべる佐藤だが、多くの拍手に包まれながら永野への思いを語った。「『半分、青い。』の前に『るろうに剣心』で永野さんが12歳くらいの時に会っているんです」と話す佐藤は「それから朝ドラで共演させてもらって、そこでしっかり共演して、6年後に『はたらく細胞』で一緒にやらせてもらった」とこれまでの共演を振り返った。

そんな中で「お芝居が素晴らしいことは当然求められることだし必要な能力だけど、そこ以外での存在の仕方。舞台挨拶での居方、現場での待ち時間の居方、バラエティ番組の居方がお芝居をすることと同じくらい大切なんだとあなたを見ていると思わされる」と語り、「存在しているだけで周りの方を喜ばせる人はいない。そこはあなたの本当に素晴らしい、とても魅力的なところ。それを今回間近で見させてもらって幸せでした」と思いを明かすと会場からは大きな拍手が。さらに「小さい頃から知っているので、白血球と赤血球じゃないですけど、立派になったな」と伝えた。

永野は「朝ドラでご一緒したときは、絶対的にいてくれないと演じた鈴愛という役は崩れてしまうくらい、いてくれないといけない存在だった」と振り返り、「赤血球にとっても白血球さんはいてくれないと困ってしまう存在。私からすると、いつもご一緒するときはいてくれなきゃいけない人なんです」と語り、宣伝活動を通して「健さんがいてくだされば大丈夫だと私自身も思うんです。これからも一緒にいてください」と伝え、拍手が寄せられた。

【写真・文/編集部】

『はたらく細胞』は公開中
監督:武内英樹
出演:永野芽郁、佐藤健/芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、深田恭子/片岡愛之助/新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAI NO OWARI)/阿部サダヲ
配給:ワーナー・ブラザース映画
©清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
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