ABEMAオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』最終話の放送された。
本作『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』は、事件から政治や芸能、裏社会まで幅広いフィールドを題材に執筆活動を続ける作家・沖田臥竜のクライム・ノベル「INFORMA」シリーズ最新作「INFORMAⅡ -Hit and Away-」を原作に、同氏が監修も務め、2023年に放送されたドラマ『インフォーマ』の新シリーズ。前作の『インフォーマ』同様、木原慶次郎役は桐谷健太が、三島寛治役はGENERATIONSの佐野玲於が演じる。さらに新キャストとして、莉子、池内博之、二宮和也らが出演。前作と同様に、企画・プロデュースは『正体』、『青春18×2 君へと続く道』、『ヤクザと家族 The Family』など話題作を手掛ける藤井道人が担当し、監督・脚本は映画を中心にCM、テレビドラマなど様々な作品に携わるBABEL LABELの逢坂元が務める。
以下、本記事には最終話のネタバレを含む。
鬼塚(池内博之)らは警視庁に潜入し、データを消去した高野(二宮和也)にマイクロチップを見せつけ「黙ってついて来い」と命じる。一方、三島(佐野玲於)は丸山刑事殺害の証拠を掴むべく高野の車を追跡していましたが、警視庁上層部の人間が鬼塚らに襲われたことを知り、木原(桐谷健太)と連絡がつかないことを案じる。同じ頃、目を覚ました木原は冴木(森田剛)の存在に気づき、「公安の隠ぺいファイルを狙っとんのかい?」と問うと、「まあそんなとこだ」と答える冴木。
しかし、木原は「(隠ぺいファイルは)持ってへん、取られてもうたわ。俺そいつの娘の殺しに加担してもうたんや」と正直に打ち明ける。すると、冴木は「奴らの車はキムが追っている、ファイルもそこだろう」「これで借りは返したからな」と告げ、次に気を取り戻したときには冴木はいなくなっていた。そして木原も「借りはしっかり返さんと」と意気込み、どこかへ歩き出した。
鬼塚たちは娘・麻里の殺害現場に警視庁上層部の3人と高野を連行し、そこで高野に「これまでの悪事を世界中に配信する」と宣言する。優吉(兵頭功海)がその準備を進める中、高野は「そんなことをしても意味がない」と挑発し、鬼塚の感情を逆なでする。すると優吉が突如、配信機材を銃で撃ち、高野と手を組んだことを明かす。さらに、優吉は、拘束された上層部の3人を射殺。高野は「社会は情報操作で成り立っている。国の不祥事などすぐに忘れ去られる」と語り、鬼塚を追い詰める。
その時、「そこまでや、龍之介」との声が…。なんとその場に木原が現れ、「今の発言全部撮ったったで、これぞ自供ってやつやな」「もう終わりや、おとなしく武器を捨てろや」と告げ、乱闘が発生。激昂した高野は「お前なんかたかが情報屋だろ」「俺はみんなのためにやっただけだ!みんなのために情報を…」と木原を殴るが、木原は「情報なんてどうでもいいんじゃ!」と渾身の力で高野を殴り飛ばす。
鬼塚は最後の力を振り絞り、二階堂だけでもと彼女を逃し、裏切った優吉をナイフで刺し倒すが、自身も致命傷を負い、木原にマイクロチップを託して息を引き取る。事件後、木原のもとを訪れた三島は「今回のことを記事にしていいかわからなくなった」と相談する。木原は「なあポンコツ、価値のある情報って何かわかるか?」「人の弱みや。誰かを貶めたり、辱めたり、転落させるような。そういう情報が高う売れんねん」「そういう情報は、人を変えてしまうし、殺せもする」と告げる。三島が「でも、人を救う情報もあるんじゃないですか」と問うと、木原は「そんな世の中になったら俺は廃業やな」と笑い、三島の前から消えた。
1週間後、高野は護送車に乗せられて移送される途中、冴木と森田ことキム(一ノ瀬ワタル)に襲撃される。冴木は「依頼主から、守秘義務を墓場まで守れとの伝言を預かった」と告げ、森田は高野に液体を浴びせる。焦る高野は「何も喋らない。俺は裏切らない」と懇願するが、冴木は高野に火を放ったのだった。
衝撃的なクライマックスで幕を閉じた『インフォーマ-闇を生きる獣たち-』最終話。「ABEMA」では2025年1月5日(日)まで全話無料見逃し配信中。また「ABEMAプレミアム」会員限定コンテンツにて、桐谷健太×池内博之×二宮和也のクロストーク、そして佐野玲於×莉子×SUMIRE×兵頭功海のクロストークを公開中。
『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』
2024年11月7日より、毎週木曜日23時より1話ずつ放送(全8話)
番組ページ: こちら
※前作『インフォーマ』配信ページは こちら
出演:桐谷健太、佐野玲於、莉子、池内博之、二宮和也、一ノ瀬ワタル、MEGUMI、山中崇、北香那、般若、大島涼花、二ノ宮隆太郎、高橋和也、森田剛
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