国際平和維持部隊の激闘をリアルに映し出す超本格アクション映画『FPU ~若き勇者たち~』の初日プレゼントとしてポストカードの配布が決定した。
反政府武装集団と政府軍の武力紛争が激化するアフリカの某国へ、国連の要請を受けた中国の国連平和維持警察隊「FPU」が派遣された。チームワークを重んじる分隊長ユー(ホアン・ジンユー)や人一倍正義感が強い狙撃手ヤン(ワン・イーボー)ら精鋭メンバーたちは、一触即発の雰囲気が漂う最も危険なエリアに向かう。大量虐殺、テロ攻撃、暗殺、大暴動、人質事件…。幾度となく危機に直面する彼らだったが、人々に平和な日常を取り戻すため、命がけの任務に邁進する。しかし、ユーとヤンの間にはある因縁があり、その対立は日に日に深まっていた。そんな中、予期せぬ凶悪事件が勃発して…。
今回、本作の初日プレゼントとして、青をポイントとした FPU の制服に身を包んだスナイパー役のワン・イーボーが凛々しく佇むポストカードが先着限定で配布されることが決定した。制服の胸部分には役名である“ヤン・ジェン”と中国の国旗が誇らしく輝く姿を写しだしている。
映画化の準備と撮影に3年以上の歳月を費やし、実際の中国平和維持警察にも取材を敢行したという本作。中国公開時のプレミア上映にて、ワン・イーボーは「実際に国連平和維持警察隊に参加したことがあるベテランの警察の方を招いて撮影全体を指導してもらったんです。あまり知られていない特殊な警察なので、演じる前に色々と学ぶ必要があった」と語る。警察という職業に対し、ずっと尊敬と親しみの感情をいだいてきたそうで「小さい時から警察が好きでした。今回この国連平和維持警察隊の役ができて、非常に光栄に思います」と映画初主演作に本作を選んだ理由を明かす。
また、コロナ禍での撮影ということもあり、広西チワン族自治区北海市に一から大掛かりなセットが建てられ、FPU隊員らしさを身につけるため撮影前から本格的なトレーニングを受けたという。「僕が演じたヤンという役は直接敵と殴り合う様な場面は少なかったのですが、ワイヤーなしで屋根から建物へと飛び移る様なシーンが多く、フル装備で動き回るのは大変でした」と撮影時の苦労を語る。しかし、「この撮影はオールロケだったのですが、出演してくれたアフリカの方々はうたったり踊ったりするのが大好きで、本当に楽しそうだなと思いました」と語り、過酷な撮影の中にも楽しみを見出して取り組んだ様子がうかがえる。
『FPU ~若き勇者たち~』は2025年1月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督:リー・タッチウ
出演:ホアン・ジンユー、ワン・イーボー、チョン・チューシー、オウ・ハオ
配給:ハーク
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