逃げ切れるか?生存率0%の絶望から…『エイリアン:ロムルス』の日ブルーレイ+DVD セット、4K UHD+ブルーレイ セットの発売を記念して、ボーナス・コンテンツより2本の映像が解禁された。

恐怖の原点にして頂点の『エイリアン』(1979)から進化を遂げた“その後の物語”である『エイリアン:ロムルス』は、リドリー・スコットと鬼才フェデ・アルバレスが、原点回帰を目指して挑んだ究極のサバイバル・スリラー。地球から遠く離れた宇宙が舞台。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れたのは、廃墟と化した宇宙ステーション“ロムルス”。だが、そこで彼らを待っていたのは、希望ではなく、逃げ場のない絶望的な恐怖…寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する“エイリアン”だった。しかも、その血液はすべての物質を溶かすほどの酸性のため、攻撃は不可能。宇宙最強にして最恐の生命体から、彼らは逃げ切れるのか―。監督は「エイリアン」シリーズの大ファンで、『ドント・ブリーズ』(2016)を大成功に導き、その恐怖演出、キャラクター表現の巧みさ、観客を翻弄するストーリー運びで高い評価を獲得した鬼才フェデ・アルバレス。主人公のレインを演じるのはケイリー・スピーニー。

今回、「エイリアン」シリーズへのオマージュや、あのゼノモーフのリアルさを追求した制作過程に迫る映像を、ボーナス・コンテンツから一部解禁された。本作では、旧式の効果技術でゼノモーフを作ることがアルバレス監督のコンセプトだった。レガシー・エフェクト社のチームによると、デジタル・アーティスト、コンセプト・アーティスト、鋳型職人、造形作家、画家、ロボット工学専門家など80人のアーティストによって4体のゼノモーフが創作された。

その全員がジェネラル・コンセプト・デザインを元にして取り組み、フルに機能するよう作られた。アルバレス監督が特に重要視していたのは、役者たちが、フル機能型アニマトロニクスのゼノモーフと相互に触れ合えるようにすることだ。「フェデは、表面の質感をとてもラフでシャープにすることを求めました。ちょうどサメの皮膚のような、触るだけでこちらが傷ついてしまうような感じを求めていたのです」とレガシー・エフェクツ社のレガシー・エフェクト・スーパーバイザーのシェーン・マハンは語る。

セリフや小道具に散りばめられたシリーズへのオマージュ

この映像では、本編のセリフや小道具などに散りばめられた過去作へのオマージュなどについて触れています。第1作『エイリアン』の登場人物でジョン・ハート演じるギルバート・ケインの顔がモニターに映っていたり、シガーニ―・ウィーバー演じるエリン・リプリーに銛で倒されたゼノモーフが銛に刺さったままラボ内の天井に吊るされていたりと、シリーズファンが楽しめるオマージュが散りばめられている。

監督/共同脚本/製作総指揮のフェデ・アルバレスは、「このシリーズを初めて見る人はむしろ幸運だ。新鮮な驚きが得られるからね。旧作を見た人ももちろん楽しめる」と語り、以前からのファンも本作を初めて観た人も十分に楽しめることがわかる映像となっている。

過去シリーズをリスペクトするクリエイターたちの想いが詰まった、ゼノモーフの制作過程

この映像では、ゼノモーフの制作を担当したクリエイターたちが制作過程について語る。レガシー・エフェクツ社のスーパーバイザー/アニマトロニクス人形師シェーン・メイハンは、「チームの誰もが、オリジナルのゼノモーフに敬意を払って作業している。ただ、今作のゼノモーフは成長のプロセスに、ウェイランド・ユタニ社のテクノロジーが影響している。オリジナルのゼノモーフとは成長過程が少し異なる」と、本作に併せてアップデートした過程を語る。

サメのようにザラザラな触り心地の表皮にしたり、頭部は表面が半透明のドーム状の形にしたりと、これまでのゼノモーフのビジュアルとは一線を画しており、大勢のクリエイターたちが細部までこだわり抜き、本作のために様々なタイプのゼノモーフを制作した様子がわかる見ごたえたっぷりの映像だ。

『エイリアン:ロムルス』
ブルーレイ+DVDセット、4K UHD+ブルーレイ セット発売中
発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング

デジタル配信中(購入)
2025年1月15日(水)デジタル配信開始(レンタル)
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン

© 2025 20th Century Studios.