『ふったらどしゃぶり』第1話先行上映&トークイベントが1月8日(水)に都内で行われ、伊藤あさひ(半井整役)、武藤潤(原因は自分にある。)(萩原一顕役)、秋田汐梨(水谷かおり役)、松本大輝(藤澤和章役)が登壇した。
WEB小説マガジン「fleur(フルール)」(KADOKAWA)で連載され、2013年にフルール文庫版が発刊、2018年に新書館ディアプラス文庫として新装版が発売された、大人の愛と性に迫った一穂ミチのBL代表作「ふったらどしゃぶり When it rains, it pours」がMBSドラマ特区枠で実写ドラマ化。家電メーカーの営業部で働く、萩原一顕(武藤潤)は、同棲中の彼女・水谷かおり(秋田汐梨)とのセックスレスに悩んでいた。ある日、会社で同期会の幹事を任され、店の候補を自分宛にメールしたつもりが、誤って“誰か”に送ってしまう。届いた相手は、一顕と同じ会社の総務部で働く同期の半井整(伊藤あさひ)だった――。まさか連絡を取り合っている相手が同僚だと知る由もなく…「顔も名前も知らない赤の他人」だと思い込む2人は、いつしか本音を話せる不思議な関係になっていく。「愛する人と繋がりたい…」一顕と同様に、整も同居相手との関係に悩んでおり、幼馴染・藤澤和章(松本大輝)にやり場のない感情を抱いていた。「好きだから抱き合いたい、抱いてほしい…」一通のメールから共有した秘密は、やがて心の容量を超えて溢れ出し…。報われない愛と性に翻弄される大人の恋が動き出す―。
半井整役を演じる伊藤は、松本との共演シーンでは「本音を言ってもはねのけられてしまうシーンがたくさんあって、その時期は整と同じ気持ちで苦しかった」と振り返った。また、「挑戦の多い撮影だった」と語る伊藤は「表情も整の持っている一見つかみどころがない性格だったり、挑戦的な目をしたり、見せる顔が違かったり、そういうところを丁寧に表現していかなきゃと思っていたので意識した」と明かした。
萩原一顕役の武藤は「ドラマにたくさん出るのは今回が初めて。社会人の役で挑戦することもあって、大変な部分もあった」と明かしつつ、撮影現場では「模索しながら作り上げていく時間は楽しかった」と振り返った。一方で「最初はめっちゃ緊張しました。撮影現場に行くときも足が震えながら(笑)」と照れ笑いを浮かべたが、「途中から毎日スキップしながら行ってました」と言うと、すかさず「うそつけ!(笑)」とツッコミが入り、会場を沸かせた。
撮影では、伊藤が雨に濡れているシーンで「振り返ったら一顕(武藤)のほうがびしょ濡れになってるんです。テストで爆笑しちゃった。なんで濡れてるの?って(笑)」と言うと、武藤は「(傘を)持っていたのに、“あれ?もしかしておれ濡れてる?”ってなって(笑)」と明かし、会場は笑いに包まれた。また、このシーンでは「雨にも負けず、雨にも負けずと心の中で唱えていた」という武藤だが、「撮影の合間は服を着せてもらったりストーブにあたりにいったんですけど、まったくそういうのをしないで、『おれ大丈夫です』って。かっこいいなと思った」と明かす伊藤。
これに武藤は「ヘビって変温動物じゃないですか。僕もそれになろうと思っていたんで、寒さに慣れて、なんとかしようと思った」と話し始め、これには思わず「ヘビ!?」と困惑気味のキャスト陣。さらに松本は「潤くんってこんな感じなの?」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。
【写真・文/編集部】
ドラマ特区『ふったらどしゃぶり』は2025年1月9日(木)より放送開始
【放送】
MBS 1月9日(木)より毎週木曜24:59~
テレビ神奈川 1月9日(木)より毎週木曜23:30~
チバテレ 1月10日(金)より毎週金曜23:00~
テレビ埼玉 1月15日(水)より毎週水曜24:00~
とちぎテレビ 1月16日(木)より毎週木曜22:30~
群馬テレビ 1月16日(木)より毎週木曜23:30~
【配信】
TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
FODにて見放題独占配信
出演:伊藤あさひ、武藤潤(原因は自分にある。)、秋田汐梨、松本大輝
©「ふったらどしゃぶり」製作委員会・MBS