国際平和維持部隊の激闘をリアルに映し出す超本格アクション映画『FPU ~若き勇者たち~』の真実に迫る撮影秘話と本編映像が到着した。

反政府武装集団と政府軍の武力紛争が激化するアフリカの某国へ、国連の要請を受けた中国の国連平和維持警察隊「FPU」が派遣された。チームワークを重んじる分隊長ユー(ホアン・ジンユー)や人一倍正義感が強い狙撃手ヤン(ワン・イーボー)ら精鋭メンバーたちは、一触即発の雰囲気が漂う最も危険なエリアに向かう。大量虐殺、テロ攻撃、暗殺、大暴動、人質事件…。幾度となく危機に直面する彼らだったが、人々に平和な日常を取り戻すため、命がけの任務に邁進する。しかし、ユーとヤンの間にはある因縁があり、その対立は日に日に深まっていた。そんな中、予期せぬ凶悪事件が勃発して…。

本作は、一般的にほとんど知られていない国連平和維持警察隊にフォーカスし、その命をかけた任務の真実を綿密な取材をベースに徹底的にリアリティを追及して制作された。より現実的なシーンを大画面に映し出すために、撮影隊は終始「リアルさ」を最優先に、崩れ落ちたビル、多くの死体が転がった泥道、狭く汚い貧民窟、海岸地区独特の高床式住居等のシーンもすべてセットを組んで撮影した。最大のセットはマナヴ広場(架空の場所)で、200日を費やして建設。なお、作品の中で平和維持機動隊の小隊が運転している車輌は、中国平和維持機動隊が実際の任務の中で使用したものと同規格の装甲車である。

リーダー役のホアン・ジンユーは、広場で「袋叩き」に遭う非常に緊迫したシーンについて「あの場面に出てくる炎も発煙弾もガソリンの瓶での殴打も全て本物です。もちろん火傷防止クリームを全身に塗ってはいたけれど、やはりものすごく熱かった。カットがかかるとスタッフはすぐさま二酸化炭素で俳優を冷やしていました」と明かす。映画化の準備と撮影に3年以上の歳月を費やし、実際の中国国連平和維持警察隊にも取材を敢行。

撮影現場ではキャストに演技指導をすることもあり、砲煙弾雨の中でも勇気を持って突き進む姿に迫真のリアリティが生まれた。今回解禁された本編映像でもホアン・ジンユーは火炎瓶が飛び交う中で決死の救助を試み、ワン・イーボーは見事なパルクールを見せるなど、体当たりの演技を披露。スリリングなシーンの数々が臨場感と共にスクリーンに映し出される『FPU ~若き勇者たち~』は1月10日(金)からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開中。

本編映像

『FPU ~若き勇者たち~』は2025年1月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督:リー・タッチウ
出演:ホアン・ジンユー、ワン・イーボー、チョン・チューシー、オウ・ハオ
配給:ハーク
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