『遺書、公開。』の完成披露舞台挨拶が1月13日（月・祝）に丸の内ピカデリーで行われ、吉野北人、宮世琉弥、志田彩良、松井奏（IMP.）、髙石あかり、堀未央奈、忍成修吾、上村海成、川島鈴遥、荒井啓志、松本大輝、星乃夢奈、榊原有那、藤堂日向、菊地姫奈、大峰ユリホ、阿佐辰美、兼光ほのか、日髙麻鈴、大東立樹、金野美穂、鈴川紗由、浅野竣哉、青島心、楽駆が登壇した。

陽東太郎による『遺書、公開。』（ガンガンコミックスJOKER）を原作とし、その奇抜な設定に惚れ込んだ鈴木おさむが手がけたシナリオを英勉監督が実写映画化。主演の吉野北人ほか、宮世琉弥、松井奏（IMP.）、志田彩良、髙石あかり、堀未央奈ら若手かつ実力派が勢揃い。新学期の春、2年D組に送られてきた〈序列〉ーそこには生徒と担任の全員の明確な順位が示されていた。序列1位の姫山椿は優しくて人気者、誰もが認める優等生。だがある日、彼女が何の前触れもなく自殺する。数日後、クラスの全員に姫山から遺書が届き、その日から学級崩壊が始まる―。果たして生徒たちが最後に待ち受けるものは…！？序列がもたらす人間の本性を描いた衝撃のドス黒エンタメミステリーが誕生。

「緊張感のある現場」という吉野は「それぞれが主演と言えるくらいの見せ場があるので、それがこの作品の注目のポイント」と挙げ、「本読みの段階から、みんなの本気度が伝わってきたのでそれなりにプレッシャーはありましたけど、みんなで高めあいながらいい作品を作れた」と語った。

そんな本作の撮影現場では「控室がみんな一緒だったのでケータリングがあって、みんなでお菓子を食べながら会話をしていました」と振り返る宮世。さらに髙石は「志田さんが段ボール何個分かくらいの駄菓子を差し入れしてくださって」と明かすと、志田は「駄菓子屋さんを開きたくて、開きました」と笑いを誘った。さらに「（髙石）あかりちゃんと（星乃）夢奈ちゃんが、いつもその前で嬉しそうに『何食べる？』と言ってくれていたのが嬉しかったです」と笑顔の志田に、髙石は「この撮影期間中にめっちゃ太ったんです」と明かすと、星乃も「私もです」と共感していた。

本作で宮世と初共演という吉野は「いろんな作品を拝見させていただいていたので、今回初めての共演でものすごく嬉しかったです。お芝居とか佇まいとかで学べる部分がいっぱいあったので、刺激的な毎日でした」と振り返った。一方で宮世は「（吉野が）『お芝居経験少ないから』と言っていたものの全然そんなの感じなかったです。主演としても大きな背中を見せてくれていました」と称賛し、「支えてもらっているなと思いました」と振り返った。

完成した作品を見て「受け取るものの多い作品だという印象」という志田は「本性がむき出しになったシーンを直接現場では見ていなかったので、完成して初めて見て、本当にみんなすごすぎて。終わってからとある方に『最低』と言っちゃったくらい、本当にすごかった」と明かした。

「原作を読んで素直に御門を演じたいと思っていたので、この役をいただけて嬉しかった」という髙石は「とにかく毎日、姫山のことを思えるかということをずっと考えていて」と明かし、姫山役の堀は「嬉しいですね、愛してもらっていたってことですもんね。ありがとうございます」と笑顔を見せた。

その堀は「序列1位なのでみんなに優しくて穏やかでキラキラしている。素の我の強い自分を出さないように、役の中で嫌なことを言われてもニコニコ答えたり」と意識していたことを明かした。一方で、松井との共演シーンについては「心安らかに見れます」と明かしつつ、「クランクイン初日に松井さんがすごい緊張しているという話をしていて、私がMBTIにハマっていて、松井さんのを聞いた瞬間に『私たち合わないね』って行っちゃったんです（笑）」と明かし、松井は「しょっぱなから不安でした」と笑った。

【写真・文／編集部】

『遺書、公開。』は2025年1月31日（金）より全国で公開
監督：英勉
出演：吉野北人、宮世琉弥、志田彩良
松井奏（IMP.）、髙石あかり、堀未央奈、忍成修吾
上村海成、川島鈴遥、荒井啓志、松本大輝、星乃夢奈、榊原有那、藤堂日向、菊地姫奈、大峰ユリホ
阿佐辰美、兼光ほのか、日髙麻鈴、大東立樹、金野美穂、鈴川紗由、浅野竣哉、青島心、楽駆
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