ドリームワークス・アニメーション最新作『野生の島のロズ』の本編映像が解禁された。

本作は、野生の島で起動した最新型アシストロボットの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語。原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書『野生のロボット』シリーズ。監督・脚本は、ディズニーで経験を積み『リロ&スティッチ』(2002)の監督を務め、ドリームワークスで『ヒックとドラゴン』(2010)などを手掛けてきたクリス・サンダース。本国の声優キャストには、ロボットのロズ役にルピタ・ニョンゴをはじめ、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウら豪華キャストが声を吹き込んでいる。

今回公開されたのは、映画の冒頭で最新型アシスト・ロボット「ロズ」が起動するシーンを捉えた本編映像。嵐の影響で無人島に漂着し、偶然起動したロズ(CV:綾瀬はるか)が壊れた箱の中から顔を覗かせている。その様子を見守っていたラッコたちと目が合うと、ロズは体を起こしながら「ハロー!ボンジュール!こんにちは!フ ジャンボ!オラ!私はROZZUM(ロッザム) 7134。ロッザムは常に仕事を完了します」と各国の挨拶を交えて自己紹介。

しかし、その得体の知れない姿にラッコたちは無言で警戒感を強めている様子。再びロズが「何をしますか?」と呼びかけた次の瞬間、強い波に襲われて飲み込まれてしまう。ロズは岸に打ち上げられ、大きな波がまた迫ってくるのを感知し、高い場所へ避難するため崖をよじ登ろうと試みるがうまくいかない。すると、その隣をカニが横歩きで崖を登っていく姿を発見。ロズは「学習モード」を起動し、見事なカニ歩きで崖を登っていく。無事に大波から逃れたロズは、カニを手のひらにのせて再び“ご用件”を聞こうとするが、一瞬の隙をついて鳥が連れ去ってしまうのだった。

本作の主人公であるロボットのROZZUM(ロッザム) 7134、通称「ロズ」は、ユニバーサル・ダイナミクス社が人間の生活をより快適にするために開発した最新型アシスト・ロボットだ。ロズは無人島に漂流してから、最初は一方的に指示を求めるだけのロボットであった。しかし、狡猾で狂暴な動物たちによる生存競争が繰り広げられるこの島では、彼女に備わるプログラムは通用しない。ロズは過酷な大自然の中で生き残るため、学習機能を駆使して適応し始める。

動物たちの行動や言語を学ぶことで、彼らと意思疎通できるようになり、さらに自分の機能を超えた“心の芽生え”を感じ始める。誕生の瞬間に偶然立ち会った雁(がん)のひな鳥「キラリ」を育てることで、ロズは自分でも気づかなかった感情を体験し、自然や動物たちとの共生を学んでいく。この育児体験を通じて、ロズは愛情や優しさといった人間らしい感情を発見していくこととなる。こうした変化と共に、動物たちとの絆を深め、あらゆる困難を乗り越えようと奮闘するロズの姿を劇場の大スクリーンで見届けていただきたい。

本編映像

『野生の島のロズ』は2025年2月7日(金)より全国で公開
監督・脚本:クリス・サンダース
声の出演:ルピタ・ニョンゴ、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウ
配給:東宝東和、ギャガ
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